
【明治安田J1リーグ】FC東京3ー2浦和レッズ(7月19日/味の素スタジアム)
健在ぶりを見せつけた。FC東京の長友佑都が左足クロスでアシスト。代表帰りの38歳DFの活躍に、ファンが脱帽している。
注目のシーンは、FC東京がJ1リーグ第24節で浦和レッズと対戦した6分のことだ。0ー0の中、FC東京がサイド攻撃を仕掛ける。
DFアレクサンダー・ショルツが相手陣内の中央を持ち運び、右サイドの長友にボールが渡る。背番号5はトラップ後すぐに右足インサイドで左方向に切り返し、ゴール前の状況を確認すると、左足をシャープに振った。左足で丁寧に放り込んだクロスは、ゴールに向かって飛んでいく。浦和のMFマテウス・サヴィオとDFマリウス・ホイブラーテンの間に陣取っていたFW遠藤渓太の頭にピンポイントで届き、遠藤のヘディングシュートが決まった。
開始早々の先制点を演出した背番号5は、一目散にベンチに駆け出していき、松橋力蔵監督と抱擁を交わす。そしてドヤ顔気味でベンチの仲間たちと喜んだ。
実況・下田恒幸氏は「FC東京の先制ゴール、遠藤渓太。そのゴールは、代表でキャプテンを務めて帰ってきました、長友佑都のクロスから生まれました」と伝えると、解説・水沼貴史氏は「長友はすぐに結果を出す。すごいですね」と称賛した。
ピンポイントクロスでのアシストに、ファンもSNSで反応。「長友のクロス良かった!」「えっ長友の左足のクロスからニアで遠藤の頭!」「この為に長友が右サイドだったのか」「長友おじさん右SB起用がハマったか?」「フィジカルおばけじゃん」「クロスボールで格の違いを見せる」「右サイドやから出せた左足のクロスもよかった」「ええアーリークロス上げますなあ」「全盛期クロスやん」「まさかの長友が攻撃で仕事した」「俺はまだまだやれるぞと言わんばかりに結果を残してみせたぞ」「世界の長友や」「ブラボー長友」「38歳でこのキレ、この精度、この闘志…地球人の限界、完全に超えてます」「長友さんは間違いなくすごいコワイくらい」とベテランがやってのけた大仕事に感服しているようだ。
日本代表のキャプテンとして東アジアE-1選手権の連覇に貢献した長友は、67分には右足のクロスでマルセロ・ヒアンのゴールを演出し、2アシストを記録。約1年後のW杯メンバー入りに向けて、百戦錬磨のベテランがさっそくアピールした。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)

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