
捨て犬などを保護する米国各地の動物シェルターで、「ビッグ・ブラック・ドッグ(大きな黒い犬)現象」と呼ばれる傾向が目立っているそうなんだ。
黒っぽい大型犬は引き取り手が見つかりにくく、ついには処分されてしまうケースも多いのだという。
黒い大きな犬のステレオタイプのイメージ
黒くて大きい犬はなんとなく恐ろしいイメージがあるため、その見かけだけで判断されがちだが、実際は大変頭の良い従順な面を持ち合わせている。
黒い大型犬が嫌われる現象について、2008年、全米規模で調べた統計は今のところ見当たらないのだが、アーカンソー州ロジャーズのシェルターでは、先月処分された引き取り手のない犬14匹のうち、13匹が黒い大型犬だったという。
シェルター関係者らによれば、黒い大型犬には「こわい」というイメージがつきまとうのだそうで、古くは自身のうつ病を「ブラック・ドッグ」と呼んだ英政治家ウィンストン・チャーチルや、近年のベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズ、映画「オーメン」などに登場する「黒い犬」の影響を指摘する声もある。
色のせいで表情が分かりにくく、さらにインターネットなどに掲載する飼い主募集の写真も、うまく写らないことが多い。また、この種の犬は一般に多産で、子犬が余ってしまう傾向にあることも、問題に拍車をかけているのだそうだ。
日本の場合だと住宅事情的に大型犬とかは飼いたくても飼えない人もいるわけだけれども、アメリカの場合だとどうなんだろう?
アメリカの友人は黒い大型のドーベルマン飼ってたけども、確かに抱きつかれて押し倒されると抵抗できないぐらいの大きさはあったんだけどだがそれがよかったりする人もいるはずなのにな。

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