
【MLB】ドジャース 7ー8 ブリュワーズ(7月19日・日本時間30日/ロサンゼルス)
ドジャースの太田翔平投手が「1番・DH」でブリュワーズ戦に先発出場。3回には4試合ぶりとなる33号ホームランを放った。この打席の直前、中継映像はダグアウト内でも小さくステップを踏みながら調整を続ける大谷の姿を捉えていた。自分の打席に向けて集中する姿にファンたちが反応している。
大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオが直近4試合で43打数6安打と、打撃陣の不振が際立ち、本拠地で行われた後半戦初戦に完封負けの黒星スタートとなったドジャース。打線の低調ぶりに指揮官のロバーツ監督は苦言を呈し、チームは2番・ショートが定位置のベッツが打撃不振で先発から外れ、代わりにスミスが2番に入ったが、この日の試合も3回に4点を先制される苦しいゲームに。
ドジャース打線は両リーグトップタイの11勝の右腕・ペラルタの前に沈黙し、ベンチは重苦しいムードが漂い、本拠地に詰めかけたファンも静まり返ってしまう事態に。そんな状況でも決して諦めないのは大谷だ。試合が始まると大谷はロバーツ監督の後ろに立ち、ペラルタの投球に小さくステップを踏みながらタイミングを合わせる姿が見られた。
それでも前を向く大谷は、投球のタイミングを合わせて調整を継続。すると、その成果が3回裏の第2打席に現れた。無死一塁の場面でペラルタの甘く入った初球のチェンジアップを、大谷は狙いすましたようにバット一閃。左中間に飛んだライナー性の打球は打った瞬間に"それ"とわかる第33号2ランとなり、この後もドジャース打線がつながって同点に追いついた。
入念な準備から生まれた33号に、試合を観戦したファンはSNSで反応し、「大谷さんの気持ちで放った一発だったな」「やっぱマジすごいんだよ」「タイミング、完璧」「ベンチでの素振りの成果だなw」など、多くの反響が寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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