
「ドンキのハンパない送風機」猛暑もフッ飛ぶ最強レベル!? “爆風注意”は本当?ジェットサイクロンファンの実力を正直レポートの画像一覧
室内の空気を循環させるのに役立つサーキュレーターですが、正直「弱いな」と思ったことはありませんか?こんな弱い風では猛暑は乗り切れない!……そう思っていたら今年、ドン・キホーテさんが最強の送風機を作ってくれました。その名も“爆風注意!”「ジェットサイクロンファン」です。
見た目が“業務用のなにか”っぽい……インパクト強すぎ「ジェットサイクロンファン」
今年も昨年に引き続き猛暑が予想されています。室内を快適な温度に保つためにもエアコンと併用してサーキュレーターや扇風機を活用するのが良いとされています。サーキュレーターはエアコンを使用するほどではない時でも室内の空気を循環させるのに便利です。しかし、生ぬるい室内にゆる~い風を吹かせても……なんて思う瞬間が昨年何度かありました。サーキュレーター、弱くね?
うっすらそう思っていたのは筆者だけではなかったようです。ドン・キホーテから今年登場したのは「ジェットサイクロンファン」。聞きなれない名称ですが、パッケージに「爆風注意!」とあることから、どうやらめっちゃ風が出るらしいことは予想できます。
勝手に一般的なサーキュレーターくらいの大きさだと想像していたのですが、想像していたよりも箱の大きさは倍ありました。筆者は買うぞ!と思って売り場に行ったのですが箱が大きすぎて一瞬怯みました。車をお持ちの方は車で買いに行ってください。
開封してみると、“業務用のなにか”っぽいビジュアルです。本体のサイズは幅25×奥行27.6×高さ41cm、重量はなんと4kg!
家の中で持ち運べるように大きめでしっかりとした取っ手がついています。
なので、もちろん持てなくはないですが、このサイズ感。業務用メカっぽさも相まってガチ感が半端ないです。それも「とにかく風量だけに特化した」からだそうで、武骨なシルエットも敢えてなのだそう。
最大風速11m/秒の秘密は「シロッコファン」
左右側面についているこの丸い部分から風を吸い込みます。筒状の羽根の「シロッコファン」にすることで風を押し出す力が高く風量も多くなるといいます。
「シロッコファン」は少ない動力で大きな性能を発揮することができるのだそう。風が出てくるのは正面の黒い18cm×11cmの長方形の部分からなのですが、この「面」から風が来るのでとにかくとにかく風量が強い。
風が強すぎて「ハゲとるやないかい!」状態ですがハゲてないんです、風が強すぎて頭皮が見えちゃってるんです。一般的なサーキュレーターは3~8m/秒の風量が多い中、風速は最大で11m/秒!エアコンの冷気を部屋中に循環させることはもちろんですが、室温によってはむしろこの風だけで涼しいというかずっと当たっていると寒い!外出から帰宅後、もわっとした部屋でもエアコンが効くまでの間にスイッチを入れれば一気に涼しくなりそうです。
風量調節は「弱・中・強」の3段階。左右の首振りも可能で、約70度稼働します。
上下への首振りはしないのですが、ルーバー調節でこちらも約70度上下に風の位置を動かすことができます。
洗濯物を乾かすのにも良さそうだけど……
あまりにも強い風なので、室内干しで洗濯物を乾かす際にも大活躍してくれそうです。これまではサーキュレーターを使用していましたがいつまで経っても乾かなかったんです。でもこの風量ならより早く乾きます。
ただし、唯一の弱点(?)は前述の通り上下の首振り機能がないこと。ルーバー調節で約70度上下はできるのですが、真上を向けることができないので、床に置いた状態から干した洗濯物には位置調節が難しいです。まぁ11m/秒ありますから、少し離れた位置から角度を調整して当たるようにすれば乾くような気もしますが。
もともとの商品の特徴が「扇風機よりも低い位置で広範囲に風を送ることができる/床拭き乾燥やお風呂場乾燥、空気の換気など」ということなので、高い位置への送風は想定されていません。筆者のように台などで高さを出してあげると解決します。箱に乗せるとちょうどよかったですが、インテリア的に気になる方は椅子などに乗せてあげると良いですね。
驚異の最大風速11m/秒という風の強さが自慢の「ジェットサイクロンファン」。さすがドンキ、振り切った半端ない風力はまさに求めていたものです。これまでのサーキュレーターでは満足できなかった方はぜひ試してみてください!
文・撮影/松本果歩
※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です

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