
【MLB】ドジャース7-8ブルワーズ(7月19日・日本時間7月20日)
7月19日(日本時間7月20日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ミルウォーキー・ブルワーズの一戦で、ドジャース・大谷翔平がホームラン直前に見せていた“ベンチでの行動”が話題となっている。
0-4、ドジャース4点のビハインドの3回裏・ドジャースの攻撃、無死一塁の場面で打席に立った1番・大谷は、ブルワーズ先発のフレディ・ペラルタが投じた初球、真ん中に甘く入った144km/hのチェンジアップをしっかりと待って一気に振り抜き、瞬く間に左中間方向へ高々と舞い上がる特大の飛球に。これがそのまま勢いを落とすことなく深いところへと突き刺さり、4-2。2点差に追い上げることとなったが、実はこの本塁打が出る直前、現地の中継カメラはベンチ内の大谷の姿を捉えていた。
本塁打が出た直後に現地中継が紹介したその映像で大谷は、自身の打席に備えてベンチでタイミングを取りながらペラルタとの対戦をイメージしたり、足元に追いたバットを使ってスタンスを確認したりと、入念なスタンバイを行う姿が。こうしたひたむきな努力が奏功したのか、大谷は直後の第2打席では前述の豪快弾、さらに6回裏の第4打席ではレフトへのタイムリーを放つこととなった。こうした大谷の努力に、ファンからは「プロ中のプロ」「尊敬しかない」「スゴすぎる」「努力は裏切らない」「最高の技術とパワーを持っててこの努力w」といった様々な反響が巻き起こることに。
この日の第1打席では、フルカウントからの6球目、ペラルタが投じた内角低めのボールゾーンへと沈む129km/hのカーブを、わずかに待ちきれず空振りし、三振を奪われた大谷。しかしそこからわずかな時間で修正をかけ、本塁打&タイムリーへと繋げてしまうところに、大谷の、不世出のスラッガーたるゆえんがあるといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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