
MRI装置は、超電導電磁石を使用し強力な静磁場を発生させ、核磁気共鳴を起こすことで生体内の内部の情報を画像にする核磁気共鳴画像法に使用される機械だ。
そのため、、装置内は恐ろしいほどの磁力が発生しており、磁力を上げることで、あれよあれよという間にいろんなものが吸い込まれていく。
軽自動車くらいまでなら引き込むことができるというから驚きだ。
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上の映像はヒモをとりつけてあるので、中に巻き込まれることは免れているが、強力な磁力により吸い込まれそうになっていく様がわかる。

こちらのGIF画像は中にスイカを置いて実験した時のもの。
スイカは一瞬にしてグシャッ。
これが脳味噌だったらと思うと・・・
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ということで、MRI装置のまわりにはモノを置かないように気を付けなければならない。それでもついうっかりしてしまうのが人の常で、以下の画像はMRI装置に食われていったモノだ。
カートがドーン!

点滴器具がズドーン!
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医療器具台ごとスーン!

診療ベッドもまるごとズーン!

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金属製のベルトでもしてようなら人間だってターゲットロックオン!

MRT装置はX線などの電離性放射線を使用しないため放射線被曝はないものの、強力な静磁場による力学的作用(ミサイル効果)および磁気的作用、構造上発生する騒音などがあるため、やはりいろいろ気を付けなければならないこともあるようだ。

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