【写真・画像】「自分で“音喜多駿嫌い”と言えるキャラクターは強い」斬新すぎるセルフネガティブキャンペーンとは? 1枚目

 参議院議員選挙が20日、午後8時で投票が締め切られた。ANNの出口調査による各党の予想獲得議席数は、自民党35(-17)、公明党8(-6)、立憲民主党24(+2)、国民民主党17(+13)、維新の会7(+1)、参政党15(+14)、共産党3(-4)、れいわ新選組4(+2)、社民党1(±0)、日本保守党2(+2)、諸派・無所属など9(+1)となっている。

【映像】音喜多駿氏へのネガティブな応援の瞬間

 中でも激戦だったのは東京選挙区だ。途中経過において“惜しくも届かず”という状況にある音喜多駿氏が行なったという“セルフネガティブキャンペーン”について、「ゆかいな議事録」の選挙大好き芸人・山本期日前に聞いた。

 音喜多氏が乗る選挙カーにおいて渡辺やすし新宿区議は以下のように応援した。

「いやいやおときた駿、しぶしぶおときた駿、やけっぱちでおときた駿にご投票いただければと思います。今回の参議院選挙、私、人生で初めておときた駿という名前を期日前投票で書きました。それはなぜか?やっぱりおときた駿のことを好きになった?全く違います。全然現在進行形で嫌いです。それはおときた駿しか残念ながら入れる候補者がいなかったからです。『社会保険料を下げる』このワンイシューで戦っているおときた駿に入れるしかない」

 なぜこのようなネガティブな“応援”をさせたのか? 山本期日前は次のように分析した。

「音喜多氏には“なんとなく嫌われている”というイメージがあるのだろう。だが、『そうは言っても社会保険料を下げるという公約は音喜多氏しか実現できないから入れてください』という形だ。演説以降『おときた駿は嫌いでも』などと訴え、“おときた駿嫌い大喜利”ではないがいろいろな人が渡辺区議のように言っていた」

「自分で『音喜多駿嫌い』と言えるキャラクターは強いと思う。ただ、そんな自虐的にできる音喜多氏も最終演説は涙していた。とはいえ、あまり話題にはなっておらずそれが“音喜多氏っぽい”と思う。元々もっと低い順位になる可能性もあったので。(現状)8位まで来たのは音喜多氏の努力だろう。前回の2019年は負けると言われたところから逆転したので最後まで注目だ」
(ABEMA NEWS)

「自分で“音喜多駿嫌い”と言えるキャラクターは強い」斬新すぎるセルフネガティブキャンペーンとは?