【写真・画像】「なんてことだ!」菊池雄星、169キロ打球直撃で実況騒然も「大丈夫と合図しています」執念の“続投”に球場は温かい拍手 1枚目

MLBフィリーズ 9ー5 エンゼルス7月19日・日本時間20日/フィラルフィア)    

【映像】158キロ豪速球をマン振り→打者が“唖然”

 エンゼルス菊池雄星投手がフィリーズ戦で先発登板。3回には浮き上がりすぎて“超ボール球”となった豪速球により強打者を空振り三振に仕留めると、マウンド上で雄叫びとガッツポーズを見せた。

 5勝目を目指して敵地のマウンドに上がった菊池。初回に連打からタイムリーを浴びて1点を失うものの、その後は足りなおってスコアボードに0を並べていく。注目のシーンは3回だった。

 2死二塁のピンチで、打席に迎えたのはフィリーズの4番・カステラノス。ここまで12本塁打を放つ右の強打者を相手に、菊池はストレートで押し込む強気の投球を見せる。するとカウント1ー2からの5球目、驚愕の一球を投じた。    ダーノー捕手が高めに構えたミットに向かって、菊池が渾身の一球を投じる。しかし力が入りすぎたのか、キャッチャーミットよりも遥かに高く、ゾーンを大きく飛び越える1球となってしまった。

 明らかなボール球だったが、カステラノスはフルスイング。98.1マイル(約157.9キロ)のストレートにバットが空を切った。するとマウンド上の菊池はしてやったりとばかりに左手で拳を握ってガッツポーズとともに、雄叫びを上げながらマウンドを降りた。また、菊池の気迫の投球に押されるように、敵地のファンたちも沈黙するなど、衝撃のシーンとなった。

 SNSのファンたちも「菊池のストレートって伸びるよなー」「くっそボール球なんだけど振っちゃってたw」「力強いストレート!いいね!」「菊池の渾身の一球!」「力vs力の対戦はみていて気持ちいい」など菊池を称賛するコメントで溢れた。

 この日の菊池は5回を投げて、91球、被安打5、8奪三振、3四球、2失点。3ー2とリードした状態でマウンドを降りたが、2番手のバックマンが3失点を喫して逆転を許し、5勝目とはならなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

「くっそボール球だけど振っちゃってた」菊池雄星の158キロ豪速球をフ軍4番がマン振り→“唖然” 敵地沈黙の衝撃シーン