
【MLB】ドジャース - ブリュワーズ(7月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)
【映像】大谷の34号ホームランを“相棒が迎え入れる”今季初のシーン
この男に打順という概念はもはや存在しないのかもしれない。ドジャースの大谷翔平はブリュワーズ戦に「2番・DH」で先発出場。およそ399日ぶりとなる1番以外でのスタメン出場となったが、3回に2試合連発となる2ランホームランを記録。代わりに1番に入った“相棒”が迎え入れるシーンにファンも感慨深いリアクションを見せていた。
連敗を喫しているブリュワーズを相手にもう負けられないシリーズ第3戦。先発のカーショー投手が3回無失点と好投している中で先制点が欲しいドジャースは3回裏、ラッシング捕手の犠牲フライで1点を先制し、なおも2死一塁という場面で大谷に打席が回ってきた。
この日のブリュワーズの先発はキンタナ投手。大谷にとってはエンゼルス時代の同僚で勝手知ったる相手。さらに二回り目で大谷の打撃に注目が集まった。するとカウント2ー0からキンタナが投じた146キロのシンカーをフルスイングで叩いた。
打球角度は22度、打球速度108.7マイル(約174.9キロ)、飛距離378フィート(約115.214メートル)のライナー性の打球がレフト方向へと飛んで行きそのままスタンドイン。ドジャース側のプルペンへと飛び込む一発となった。
大谷らしからぬ一発ではあったが、これでリーグ本塁打王争いのトップタイに一時的に並ぶ34号となり、カーショーにも大きな援護に。そしてホームインすると普段とは異なり、先にホームに到達していた1番のベッツ内野手に迎えられるという珍しい光景が見られた。
1番でも2番でも関係ない。与えられた打順で結果を出すと言わんばかりの大谷の打棒に対しABEMAのコメント欄やSNSのファンたちは「神降臨」「あんな逆方向で行くんか」「ベッ谷最高!」「大谷を迎えるベッツ」「移籍当初のドジャースを思い出した」「懐かしい打順だ」「大谷の打点も稼げるし、2番がいいのかも」「大谷さん、朝から素晴らしい一発」と大谷への賛辞が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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