【写真・画像】 1枚目

大相撲七月場所>◇中日◇20日◇愛知・名古屋 IGアリーナ

【映像】走る、走る…呼出も笑った「実際の様子」

 27歳の中堅力士が、勝利後に土俵上を、そして花道を足早に走り去る“珍場面”があった。このあまり見ない大慌てのシーンにファンは困惑し「何があった?」などの声を寄せたが、花道に居た呼出も同じく、“見慣れぬ”光景に思わず笑顔を浮かべた。

 それは三段目十三枚目・峰洲山(鳴戸)と三段目十一枚目・千代の勝(九重)の取組終わりでの一コマ。立ち合いから峰洲山は圧力をかけて、突っ張りで前へと出ていき、千代の勝を寄り倒した。峰洲山は3勝目をあげ、千代の勝は2敗を喫した。

 それから、行司の木村錦太郎から勝ち名乗りを受けた峰洲山。しかしその後、足早に土俵から去り、挨拶も早々に大慌てで会場を後にする姿があった。この珍しい光景に視聴者は「早足で」「随分と慌てて」「忙しいのかな」「何があった?」などと困惑の声を上げていた。

 峰洲山は令和二年七月場所に初土俵を踏んだ。最高位は幕下三十四枚目。なお、小走りで会場を後にした理由としては、直後に新序出世披露が控えていたことなどが推測される。後輩力士たちの新たな門出に気遣いを見せた格好か――。(ABEMA/大相撲チャンネル)
 

走る、走る、力士が走る 「何があった?」見慣れぬ風景にファン困惑 勝った力士が大慌てで花道を…呼出もたまらず笑顔