石破総理大臣

 今回の参議院選挙で自民・公明の与党は50議席を獲得できず、参議院で過半数を維持できませんでした。

【映像】これまでの各党の“獲得議席”

 これまでの各党の獲得議席は、自民党が39議席、公明党8議席、立憲民主党22議席、国民民主党17議席、日本維新の会7議席、参政党14議席、共産党3議席、れいわ新選組3議席、社民党1議席、日本保守党2議席、チームみらいが1議席です。

 自民党は、物価高対策をめぐる給付金などで批判を浴び、序盤から厳しい戦いを強いられました。

 保守票を固めることができず、自民党が連勝してきた「保守王国」鹿児島や富山などでも敗れる結果となりました。

 公明党も、現職候補が愛知と神奈川で落選し、衆議院に続いて参議院でも少数与党に転落しました。

 今回の大敗について石破総理は「比較第一党としての責任を自覚しなければならない」と述べ、続投する考えを示しました。

 ただ党内からは退陣すべきだとの声もあり、今後の政権運営は不透明です。(ANNニュース)

参議院でも与党が過半数割れ 石破総理「比較第一党としての責任を自覚しなければ」