京都選挙区

 「ゆかいな議事録」の選挙大好き芸人・山本期日前が、20日に投開票が行われた参議院議員選挙の様々なポイントをチェックした。京都選挙区では、2位で当選した自民党西田昌司氏と、8位で落選した無所属・二之湯真士氏の因縁について紹介した。

【映像】“除名された人”が“除名した人”に手を振る様子

 2人の関係性について、「二之湯氏のお父さんが元々、自民党で、国家公安委員長も務めて、二之湯氏も京都で府議会議員をやっていた。京都市長選挙のタイミングで二之湯氏が『出たい』となったが、当時、京都のトップだった西田氏は『出るな』と。最終的に二之湯氏は除名処分みたいになってしまい、Youtube上でお互いバトルしていた」と説明する。

 参議院議員選挙では、「二之湯氏は無所属で出てきた。今回、北陸新幹線新大阪延伸計画の『小浜・京都ルート』が話題だったが、これは西田氏が割と進めてきた案件で、二之湯氏が批判するような音楽を作ったりしていた。また、ちょうど二之湯氏が演説しているタイミングに西田氏の選挙カーが通って、除名された人が除名した人に手を振るシーンがあった」と紹介。

 さらに、「二之湯氏の応援演説してる人が、西田氏京都府議会議員のトップのときに処分されたなど、西田氏を嫌ってる人が集まっていた。そういった人たちで反西田連合みたいなのが形成されて、批判するような演説をしてた」という。

 結果的に西田氏の票をあまり削ることができず、「無所属は、かなり厳しかったと思う。西田氏も、終盤、維新・新実彰平氏が圧勝することがわかり、新聞広告で『共産党選んでいいんですか?』っていう広告を出したりして、最後は差しきれた」と語った。

(『ABEMA Prime』より)

京都選挙区、西田氏と二之湯氏の因縁を選挙大好き芸人が紹介「“除名された人”が“除名した人”に手を振るシーンがあった」