
【明治安田J3リーグ】栃木SC 1-2 SC相模原(7月20日/カンセキスタジアムとちぎ)
VARが導入されていないJ3の試合で悲劇が起こった。後半アディショナルタイムに生まれた決勝点が、直前にゴールラインを割っていたか否かでSNSのファンたちが騒然としている。
20日、明治安田J3リーグの栃木SCvsSC相模原が行われた。問題のシーンは1─1の同点で迎えた90+3分に起こった。
相模原が左サイドから攻め込み、クロスにファーで髙木彰人がダイレクトで合わせると、ボールはゴール前を通過して再び左サイドへと転がる。このボールに追いついた加藤拓己が折り返し、最後は常田克人が押し込んだ。
しかしリプレイで確認すると、加藤が折り返した時点でボールがゴールラインを割っているように見える。GK川田修平も折り返しを蹴り込んだ時点で、手を挙げてボールがラインを割っていることをアピールしていた。
このゴールに当然ながら納得がいかない栃木の選手たちは審判を囲んで不満をあらわにする。しかしJ3の試合ではVARが導入されておらず、問題のシーンを検証することなく最初の判定通りにゴールが認められた。
このプレーについてSNSのファンたちも反応。「これは完全な誤審」「何見てたの?完全に出てるやん」「不運じゃすまされないほどの大誤審」「しかもこれが決勝点だろ?やってられないわ」「ギリギリとかじゃなくて、大きく出てるのにゴールなの?」「これは1ミリどころか300ミリ」など判定に不服なコメントが多く見られた。
一方で「主審からは見えないだろうし、副審からも選手が倒れてて見えなかったかな」「線審からだとあの逆サイドは見えないだろ」「見づらかったのかな?」など、審判団を擁護する声も。さらに「頼むからVAR導入してくれ」「こういうことあるからVAR欲しいんだよ」「なぜJ1しかVARないんだよ」とテクノロジーの導入を叫ぶ声も多く見られた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J3リーグ)

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