
「日本にはわずか14台が上陸」伝説のトリコロールカラーにちなんだ限定車“アルピーヌ A110 R 70 ブルー ブラン ルージュ”が登場の画像一覧
アルピーヌ・ジャポンから、アルピーヌ A110 R 70をベースに、専用のボディカラー、エクステリア、インテリアを採用した限定車「アルピーヌ A110 R 70 ブルー ブラン ルージュ(BLEU BLANC ROUGE)」が登場した。この限定車は世界で210台(各色70台)のみ販売されるスペシャルモデルで、日本での販売台数はブルー(BLEU)が4台、ブラン(BLANC)が5台、ルージュ(ROUGE)が5台で、7月27日(日)まで、全国のアルピーヌ正規販売店で購入申込みを受付けられ、購入者は抽選で決定される。
ブランド創立70周年を記念して登場した「R」の最終バージョンが「A110 R 70」
アルピーヌA110は、1970年代に活躍した伝説の名車「初代アルピーヌA110」の名前を最新の技術で蘇らせて登場した2シータースポーツカー。初代の生産終了から40年となる2017年のジュネーブトーサロンで世界初公開されて大きな反響を呼び、日本には2018年7月から導入されている。
1.8L直4ガソリンターボをミッドに搭載し後輪を駆動するライトウエイトスポーツで、2019年11月に「A110 S」、2021年に「A110 GT」が加わり、2022年にはカーボンパーツを多用し軽量化とF1のノウハウを活用した空力性能によって運動性能向上にこだわった「A110 R」が追加された。
さらに、2025年4月にはブランド創立70周年を記念した「A110 R 70」が登場。このモデルは「A110 R」の最終バージョンで、18インチカーボンホイール、ボディ同色ルーフアーチ、70周年記念ロゴなどの専用装備に加え、10色のボディカラーと4色のアルカンターラシートを自由に組み合わせて好みの1台に仕立てることができる。
赤、白、青のトリコロールカラーにこだわった今回の限定車
今回登場した限定車「アルピーヌ A110 R 70 ブルー ブラン ルージュ」は、このアルピーヌ A110 70をベースとしたモデルで、アルピーヌ創業者のジャン・レデレがアルピーヌ最初のモデル A106を披露する際に、赤、白、青のトリコロールカラーの3台を用意したことにちなんで設定されたという。
この時撮影された1枚の写真に着想を得て開発された。
ボディカラーは、そのモデルが示すように、ブルーキャディ(青)、ブラングラシエ(白)、ルージュ マニエティック(赤)の3色。
装着されているカーボンパーツのうち、ボンネット、 ルーフ、リアフードはボディ同色にペイントされ、ルーフにはカーボン地を残すことで70周年ロゴが描かれている。
インテリアはボディカラーと共通カラーとなり(ブラン グラシエのみグレーインテリア)、専用2トーンデザインのSABELT製軽量フルカーボンモノコックバケットシートが装備される。
販売台数はブルーキャディのボディカラーが4台、ブラングラシエが5台、ルージュ マニエティックが5台の限定14台。ハンドル位置は右・左選択可能で、メーカー希望小売価格は¥18,500,000(税込)。
■限定車「アルピーヌ A110 R 70 ブルー ブラン ルージュ」主な特別装備
・専用ペイントカーボンパーツ: フロントボンネット、ルーフ、リアフード
・ボディカラー同色専用デザインSABELT製軽量フルカーボンモノコックバケットシート(ブラン グラシエのみグレー)
・A110 R専用アクラポヴィッチ製チタンエキゾースト
・ボディカラー同色カラーストライプ付カーボンホイール
・ライトグレーブレーキキャリパー
限定車「アルピーヌ A110 R 70 ブルー ブラン ルージュ」スペック
全長×全幅×全高 4,255×1,800×1,240mm
ホイールベース 2,420mm
車両重量 1,090kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1,798cc
最高出力 221kW(300PS)/6,300rpm
最大トルク 3420Nm(34.6kgf・m)/2,400rpm
トランスミッション 7速DCT
駆動方式 MR
乗車定員 2名
メーカー希望小売価格 ¥18,500,000(税込)
文/近藤暁史 写真提供/アルピーヌ・ジャポン

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