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 「世界水泳シンガポール2025」が7月20日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)チームフリー決勝に臨んだ日本代表が334.7232点で銀メダルを獲得した。同種目では4大会連続のメダル獲得で、今大会のASでは初のメダルとなった。

【映像】解説者を「うっとり」させた瞬間

 日本代表チーム・フリールーティンのテーマは「武士道」。平均年齢20歳と若いチームながら、高い完成度の演技を披露した。冒頭のアクロバットでは美しく高さ抜群のブリッジで観衆の目を引くと、解説で1988年ソウル五輪銅メダリストの小谷実可子氏は「うっとりするほど美しい…」と絶賛。若きにに日本代表だが、おごらず前へ進む精神力を表現したキレのある構成を見せつけた。

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 世界の中では足技での高さが課題、と言われてきた新星・マーメイドジャパンだが、疲労が蓄積する後半でもスタミナが途切れることなく“完走”。8人で一糸乱れぬ力強い演技をファンへと届けた。

 また、序盤のプラットホームは世界の中で元々評判の高い技だが、この大舞台で完成度がますます向上。高得点獲得への原動力となった。大技を担った相高、内田は、ナショナルAチーム初出場。8人全員が最後までパワフルな演技を披露したことに、小谷氏は「一体感という強い気があふれていた。本人たちも手応えがあったと思う」と総括していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

「うっとりするほど美しい…」世界水泳・新星マーメイドジャパンの“大技”に解説者が感嘆 水中で『武士道』表現、堂々の銀