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 かわいい“うっかり”がファンを魅了した。「世界水泳シンガポール2025」が7月20日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)チームフリー決勝に臨んだ日本代表が334.7232点で銀メダルを獲得した。演技後に採点を待つ「キス・アンド・クライ」では、内田桜子(20)がノーズクリップを付けたまま待機。そのまま得点発表の瞬間を迎え、解説者からは「桜子ちゃん、鼻栓取るを忘れちゃってる!」とのツッコミが飛んでいた。

【映像】キスクラでかわいい“うっかり”が発生!?した瞬間

 迫力の演技から一転、20歳の素の表情が垣間見れた瞬間だった。今大会に臨んだ日本代表チーム・フリールーティンのテーマは「武士道」。鋭く力強くも繊細な所作が要求される、超高難度の演技に挑んだ。平均年齢20歳と若いチームながら、おごらず前へ進む精神力を表現。序盤早々、世界でも屈指の美しく高さ抜群のブリッジで観衆の目を引くと、その独特の世界観で魅了した。

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 中でも注目を集めたのは初代表の内田桜子だ。ジャンプなどを行う「フューチャードスイマー」として大役を担い躍動。激しく水面で跳ね、水中でも舞った。

 貫録と言っても過言でないほどの演技見せた20歳ながら、2023年に新設された採点の瞬間を待つ空間の「キス・アンド・クライ」は意外な“素顔”も。緊迫の面持ちでチームメイトと手を握り、得点を示す電光掲示板を見つめていたが、その鼻にはノーズクリップが装着されたままとなっていた。

 この“うっかり”に、解説者1988年ソウル五輪銅メダリストの小谷実可子氏は「桜子ちゃん、鼻栓取るのも忘れてましたね!」とかわいくて仕方がない、というような声を上げる場面も。どれほどの緊張感の元で競技に臨んでいたかが伺える“名シーン”が生まれた瞬間となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

力強い競技→かわいい“うっかり”!?新星マーメイドジャパン20歳の新鋭がキスクラで見せた素顔 解説者も思わず「桜子ちゃん!」呼びの瞬間