
この音を聞くと、途端に緊張感が走る?「世界水泳シンガポール2025」9日目が7月19日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)男子ソロテクニカル決勝が行われた。フィリッポ・ペラーティ(イタリア)は名作映画「ジョーズ」の音楽に合わせて華麗な泳ぎ。さらにヘアスタイルもジョーズを思わせるもので、試合会場には独特の雰囲気が漂った。
聞き覚えのある重低音から演技が始まった。顔を横向きにした姿勢で止まっていたペラーティだが、音楽とともに切れ味よく泳ぎ出すと、スッと水中に入ったかと思いきや、ジョーズが突如出現する映画のワンシーンを彷彿とさせるように急浮上。解説者からも「素晴らしい高さからのスピンです!」と声が漏れた。
ペラーティの表情がアップになる度に目に留まるのは、激しい演技の中でも全く乱れないジョーズ風のヘアスタイル。真ん中部分をピンと尖らせたもので、水面から顔がのぞく時には、まさにジョーズの鼻先が見えるシーンを彷彿とさせていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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