フジテレビ系ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(4月14日6月23日放送)が、ギャラクシー賞の6月度月間賞を受賞した。

講評では「11年ぶりの小泉今日子中井貴一の名コンビを堪能。鎌倉の穏やかな空気感のなかで、登場人物一人ひとりのせりふと演技が自然体でかつ、いきいきとして絶妙なハーモニーを醸し出していた。年月を重ね、新しい出会いや出来事が起こるなかで、それぞれが成長している。二人をめぐる時間の流れが巧みで、居心地よく楽しめるドラマだった」と評価された。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。6月度はほかにも、『ETV特集「“断らない病院”のリアル」』(5月31日放送、NHK)、『NNNドキュメント’25「コメクライシス 翻弄される日本の主食』(6月15日放送、テレビ新潟)、『沖縄戦 戦場で人々は』(6月23日放送、NHK)が受賞した。

【編集部MEMO】
中井貴一は、最終回前のイベントで、「これで皆さんにお会いすることはないかもしれません。今日の朝、後輩から“僕はこれを一生続けて欲しいです”ってメールが来て、“そんなもん一生続けられるわけねぇだろ!”って言ったんですけど、鎌倉にちょっといらした時には、そこには吉野千明(小泉)も長倉和平(中井)も長倉家のみんなも生き続けてると思いますので、どこかでこの家族のことを思い出していただけたら幸せだな思います」と心境を述べていた。
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