＜大相撲七月場所＞◇十日目◇22日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
体重74キロの“細マッチョ”力士が、2倍近く重い巨漢力士に劇的勝利。館内どよめく決着に「体脂肪率は何％？」「アバラ浮いてる」など驚きの声が、一方では「細いのによく勝った」「芸術的マッスル」などファンが盛り上がった。
三段目十二枚目・山藤（出羽海）と三段目十四枚目・隆嵐（田子ノ浦）の一番。21歳の山藤は身長181.6センチ、体重74.2キロの力士らしからぬスレンダーな体格の持ち主。対する隆嵐は体重134.4キロで、体重差は60.2キロとおよそ2倍の対決となった。
倍近く体の厚みに差があるように見える両者。立ち合い“猫騙し”のように手を出していった山藤は、土俵上を素早く動いて重たい相手を撹乱。軽やかな身のこなしで攻めをかわすと、最後は突き落としを決めて勝利した。山藤の勝利に館内はどよめき、大きな拍手も響き渡った。勝った山藤は3勝目。敗れた隆嵐は3敗目を喫した。
見事に体重差を制した“細マッチョ”山藤の活躍に、ABEMAファンも「すげー」「スピードタイプ」「細いのによく勝った」と仰天。山藤のスリムなボディにも「ほっそ」「何キロくらいなんだ」「体脂肪率は何％？」「アバラ浮いてる」「ソップ界期待の星」と反響が相次いだ。（ABEMA／大相撲チャンネル）
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