
【MLB】ドジャース5-2ツインズ(7月21日・日本時間7月22日)
7月21日(日本時間7月22日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対ミネソタ・ツインズの一戦で、ドジャース・大谷翔平が変化量の大きいスイーパーで、相手打者から見事な空振り三振を奪った場面が話題となっている。
0-1、ドジャース1点のビハインドで迎えた1回表・ツインズの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った3番のトレバー・ラーナックに対して大谷は、上手くボールを散らしながらも低めに集めたボールで勝負する配球でカウント2-2と追い込むと、勝負の6球目に投じたのは、内角低めのボールゾーンへと鋭く曲がり落ちる134km/h、バックフットを狙ってのスイーパー。
これを果敢に打ちにいったラーナックであったものの、そのバットの軌道から大きく逃げるように変化する“魔球”についていけず、バランスを崩しながらあえなく空振り三振に倒れることとなった。大谷が投じたこのスイーパーと、それにまったくついていけないラーナックの姿にファンからは「絶対打てない」「左バッターは分かってても打てない」「怖すぎ」「ドン引きだろ」「曲がり過ぎやし落ち過ぎ」「ピッチングニンジャ大歓喜」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季の大谷は、二刀流封印前に多投していたスイーパーの比率を下げ、負担を軽減する狙いから、新たに習得した縦に大きく変化するスライダーをはじめ、スイーパー以外の変化球を増やし、さらにはフォームの修正により、打者に球種がわかりづらくなるという“進化”を遂げての復活となったが、そうした意味でこのラーナックから奪った空振り三振は、そんな大谷の“進化”の一端が垣間見れた場面であったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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