
<大相撲七月場所>◇十日目◇22日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
土俵外に激しく吹き飛んだ力士が戻ってこなくなる“ハプニング”が発生した。行司と対戦相手の力士も慌てて心配そうに駆け寄る事態に「どうした?」「大丈夫か」と心配の声が寄せられた。
三段目七十八枚目・砂坂(高砂)と序二段七枚目・山根(鳴戸)の一番。立ち合い低い姿勢で当たり、圧力をかけて一気に前に出た砂坂。まさに電車道の相撲で、最後は飛び込みながら捨て身の押し出しで砂坂が勝利した。
決着がついた際、山根ははたき込もうとして体が浮き、そのまま勢いよく土俵下へ落下。一度立ち上がったが、画面の外で何かが起きたのか山根は消えてしまい、しばらく土俵に戻らず。対戦相手の砂坂と行司が心配そうに駆け寄った。その後、山根は自ら歩いて土俵上に戻り、無事に砂坂は勝ち名乗りを受けていた。砂坂は2勝目、山根は4敗目。
敗れた力士が吹き飛び、その様子を行司と対戦相手の力士が心配そうに確認しに行くという珍しい事態に、ABEMAのファンも「どうした?」「飛んでった」「大丈夫か」「心配で見に行った?」「みんなで見に行った」とざわついたが、しばらくして戻ってくると「無事でよかった」「何だったんだ?」など安堵と困惑の声が寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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