
スリーエー・ライフは、「共働き家庭の子どもの栄養バランス」に関する調査結果を7月14日に発表した。同調査は2025年6月2日~6月3日の期間、小学生の子どもがいる共働き家庭の母親1003人を対象にインターネットを用いて行われた。
子どもの健康を守るために大切だと感じていることについて尋ねたところ、「栄養バランスのとれた食事」(73.3%)が最も多く、次いで「十分な睡眠時間」(71.3%)、「生活リズム(早寝・早起きなど)を整える」(34.6%)と続いた。
また、子どもの食事を用意する際に、重視していることについて聞いたところ、「栄養バランス」(62.5%)が最も多く、「いろいろな食材を取り入れる」(50.8%)、「子どもの好みに合うこと」(45.9%)という結果になった。
平日の朝食の準備にかけられる時間について尋ねたところ、約7割が「5〜10分未満」(39.4%)や「10〜20分未満」(34.7%)と回答したことから、共働き家庭の朝食の準備時間は10分程度で非常にタイトであることがうかがえる。
次に、平日の夕食の準備にかけられる時間について聞いたところ、「10分未満」(0.9%)、「10〜20分未満」(10.8%)、「20〜30分未満」(36.9%)、「30分以上」(48.8%)、「他の家族が用意している」(2.0%)、「夕食は用意していない・本人に任せている」(0.6%)という結果に。
8割以上が「20〜30分未満」(36.9%)または「30分以上」(48.8%)と回答したことから、夕食では調理に時間をかける傾向が判明した。
また、「30分以上」という回答が約半数なことからも、1日の終わりにしっかりとした食事を用意したいという意識が反映されている可能性がうかがえるという。
子どもの栄養バランスについての実感について尋ねたところ、約半数が「やや偏りがある」(43.5%)、「とても偏りがある」(8.6%)と回答した。
また、子どもの栄養バランスを整えるために、意識して行っていることや今後取り入れてみたいものについて聞いたところ、「野菜や果物を意識して摂る」(53.8%)、「肉・魚・豆などたんぱく質源を意識して摂る」(51.6%)、「一汁三菜など品数を多くする」(42.3%)が上位となった。
(蒲生杏奈)

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