
<大相撲七月場所>◇十一日目◇23日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
元“天才相撲少年”の16歳小兵力士が、体重86キロ差の巨漢相手に衝撃的な結末を迎えた。視聴者からは「いたっ」「潰された」と驚きの声が上がった。
かつて“天才相撲少年”と話題を呼んだ序二段七十八枚目・康誠(秀ノ山)。現在16歳、身長165センチで体重67.9キロの小柄な体格ながら、持ち前の身体能力と多彩な技で館内を沸かせている期待の若手だ。十一日目に康誠が対戦したのは巨漢力士、序二段七十二枚目・城戸(玉ノ井)。身長177センチ、体重154キロの体格で、康誠との身長差は12センチ、体重差は86.1キロと倍以上も開いた体格差対決となった。
今場所の康誠はここまで2勝3敗と黒星が先行しており、負け越しまで後がない状況。立ち合い八艘跳びのように右に変化した康誠だったが、持ち堪えた城戸に抱え込まれてしまう。康誠は頭をつけて必死に攻めるも、肩越しに右上手を取った城戸が落ち着いて攻めていった。最後は投げようとした康誠を押し潰すように城戸が勝利。城戸は上手投げで勝って3勝目を挙げた。敗れた康誠は4敗目を喫し、今場所負け越しが決まった。
倍以上重い巨漢相手に潰されるように敗れた康誠。その衝撃的な決着に、ABEMAの視聴者は「あああ」「プレス」「いたっ」「対格差えぐ」「潰された」と驚きの声を上げたほか、「よく動いたけどな~」「いい相撲だった」「惜しかった…」と健闘を称えるコメントも相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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