
歴戦のトッププロは、一般の目には映らない世界を見ている。国内最高峰のポーカープレーヤー8名が集結したABEMAオリジナルのポーカートーナメント「ABEMA POKER INVITATIONAL」が開催。一ノ瀬公聖がスリーカードを手にしながら、相手の手を看破して“神フォールド”。衝撃的な判断に、視聴者から驚愕のコメントが殺到した。
話題の場面、一ノ瀬はスペードとハートの「44」という手で参戦。対する中西翔太はスペードの「Q7」、工藤幹也はスペードとハートの「22」。フロップはクラブの「3」とダイヤの「K」、ハートの「6」。ターンはクラブの「5」。中西が3000点を上乗せすると、ここで工藤がフォールド。一ノ瀬はコールで応戦した。
リバーはクラブの「4」。ここで一ノ瀬にはスリーカードが成立したが、中西はそれを上回るストレートを完成させていた。中西が7000点をさらに上乗せ。実況の田口尚平が「リバーでのセット(スリーカード)は、当然レイズ(上乗せ)も考えられる…」と一ノ瀬の次の一手を予想したが、それに反して一ノ瀬はなんとフォールド。この動きに田口は「フォールドですか!なにが見えているんですか!?」と仰天、視聴者からも「神フォールド」「さすがすぎる」などと驚きの声が上がった。

当時の思考について、一ノ瀬はインタビューで「フロップで2枚クラブが出ていたのではなくて、ターンで2枚目のクラブが出て、3枚目のクラブがリバー。どちらかと言えば、中西君がフラッシュを持っているよりも、僕のほうがシチュエーション的には持っていることが多い。ターンでベットしたのは彼で、中西君はBBだったので、セミブラフでターンで打てる、フラッシュドローもあるし。ストレートドローもある。『4』はすごく彼にとって都合の良いカード。『(ストレートもフラッシュも)どっちもあるな』と思って降りました」と説明。
プロならではの緻密な状況分析と冷静な自己抑制に、視聴者からは「ちゃんと考えてアクションしてるんだな」と驚きや賛辞が相次いだ。
◆ABEMA POKER INVITATIONAL 国内最高峰のポーカープレイヤー8名が火花を散らす「ABEMA」オリジナルの“招待制”新トーナメント。優勝賞金は1,000万円。8人1テーブルで一度敗退すると再エントリー不可能の一発勝負で争われる。
(ABEMA/「ABEMA POKER INVITATIONAL」より)

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