シャロン・ストーンとマイケルダグラスが共演した大ヒット映画「氷の微笑」(1992)を、米アマゾンMGMスタジオがリブートすることがわかった。

ポール・バーホーベン監督「氷の微笑」は、殺人事件を捜査する刑事ニックが容疑者の妖艶な作家キャサリンに翻弄される姿を描いたエロティックスリラー。ストーンが魅惑的で狡猾な悪女キャサリンを熱演して一躍脚光を浴びた。

米Wrapによれば、リブートする新作はオリジナル版の脚本家であるジョーエスターハスが、前払い200万ドルで執筆する契約を結んだとのこと。新しい脚本にゴーサインが出れば、エスターハスはさらに200万ドルを受け取ることになっているようだ。現在80歳のエスターハスにとっては2006年以来のハリウッドでの新作となる。

リブート版は、時流の「woke(ウォーク)」(人種やLGBTQに関する差別や偏見など社会的不平等への気づきを意味する俗語)には組みしない「アンチ・ウォーク(Anti-woke)」作品になると言われているが、ストーンがバイセクシャル小説家キャサリン役で復帰する可能性もあるようだ。新作はアマゾンMGM傘下であるユナイテッドアーティスツのスコット・ステューバーがプロデュースする。

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