
<大相撲七月場所>◇十一日目◇23日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
横綱・大の里(二所ノ関)と関脇・霧島(音羽山)の結びの一番はこの日最多となる47本の懸賞となった。しかし、土俵外にちょこんと置かれた総額329万円分の懸賞の束を見た視聴者は「わぁ、分厚い」「シュールな画ずら」と驚きの声を上げた。
取組前、ABEMAで解説を務めた元前頭の豊山は「今日の懸賞、47本ですか」とその多さについて言及。長らく大量の懸賞旗が土俵をぐるぐるとまわっていたが、力水のところに大量の懸賞金がちょこんと置かれているのをカメラが捉えた。
先場所から、力士が受け取る懸賞金の中身が従来の3万円から1万円に減額。懸賞は1本7万円で、協会手数料の1万円を除き、勝った力士は6万円を獲得する。従来は3万円が積立金となり、残り3万円は土俵上で行司から直接渡されていたが、1本あたり5万円が振り込まれることとなった。つまり結びの一番で発生した懸賞の総額は329万円、手取りは141万円ということになる。
迎えた結びの一番は大の里が霧島を上手捻りで下し8勝目、勝ち越しを決め、さらに手取り141万円も手にした。霧島は3敗目。
セキュリティの観点から懸賞金の中身は減ったものの、やはり分厚く重なった懸賞の束は迫力十分。視聴者は「ここ勝ったら車買えるぞ霧島」「これ買ったら手取り141万円かぁ」「懸賞多過ぎだw」「シュールな画ずら」などと盛り上がりを見せていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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