
国内の課税強化が進み、資産防衛に悩む投資家が増えています。その有力な選択肢として今、注目を集めるのが「ドバイ不動産」です。国家戦略による確かな成長性、東京・港区よりも割安な価格、そして8%を超える高い利回り。なぜ世界の投資家はドバイを選ぶのか、その理由を解説します。
まさに成長の真っ只中!国家戦略が約束するドバイの未来
ドバイはいま、まさに発展の只中にあります。その原動力となっているのが、2040年までの都市開発を定めた国家戦略「マスタープラン2040」です。この壮大な計画には、現在の330万人から2040年までに人口を580万人まで増加させるという目標が盛り込まれています。驚くべきことに、この人口増加目標は2033年頃には前倒しで達成されると予測されているほど、ドバイは急速な成長を遂げているのです。
「マスタープラン2040」は人口増加だけでなく、公共施設や交通インフラの充実も計画されています。さらに、すでに世界一の国際線乗降客数を誇るドバイ国際空港の5倍もの規模を持つ新空港の建設・移転も発表されており、国を挙げて未来への投資が惜しみなく行われています。これはまるで、国が「ドバイは今後も発展し続けます」と公に宣言しているようなもの。
国家レベルの巨大プロジェクトが次々と展開され、それと呼応するように人口も増え続けているドバイの勢いは、日本の約15~20年前の豊洲をイメージすると分かりやすいでしょう。再開発が進んだ豊洲周辺では、土地の価値が20%以上も上昇しました。今ドバイの不動産を購入するということは、15年前の豊洲に投資するのと同等の、あるいはそれ以上の可能性を秘めています。
狙い目は「割安」と「高利回り」!ドバイ不動産の価格と魅力
では、ドバイの不動産は一体どのくらいの金額で購入できるのでしょうか。最も手頃な物件であれば、ドバイ郊外で3,000万円程度から購入可能です。これは東京の郊外物件とほぼ同水準の価格帯です。
一方で、一等地を比較すると、ドバイのほうが東京よりも割安な傾向にあります。たとえば、港区のマンションの平均平米単価が約450万円であるのに対し、ドバイの一等地のブランドレジデンスは200万円台前半です。ドバイのマンションは平米数が広いため、物件単価としては高く感じるかもしれませんが、平米単価で見ればドバイのほうが断然お得なのです。
さらに、将来性の観点からもドバイの物件は優位にあります。日本が人口減少フェーズに入っているのに対し、ドバイは前述の通り人口増加が続き、需要が拡大しています。そして何よりも注目すべきは、ドバイの不動産の利回りが非常に高いという点です。
インフレで賃貸価格が追いつかず、不動産投資の利回りが低迷している国もあるなかで、ドバイは発展の真っ只中で物件需要が継続的に増え続けています。その結果、インフレに比例して賃貸価格も上昇しており、利回りは7~8%にもなります。東京の利回りが3〜4%程度であることを考えると、ドバイの物件がいかに優秀かがお分かりいただけるでしょう。
加えて、ドルペッグ制で通貨が安定しているうえに、不動産価格の上昇も見込まれるため、将来的な売却によるキャピタルゲインも期待できます。
安心の購入方法と成功の鍵は「信頼できるパートナー」

では、可能性に満ちたドバイ不動産は、どのように購入すればよいのでしょうか。
購入方法は基本的に国内物件と同様に不動産会社を通して行いますが、注意が必要です。日系の不動産会社だからといって必ずしも安心できるとは限りません。なかには、ドバイに移住して間もないのに高額物件を扱っていたり、ライセンスを持っていなかったりするセールス担当者も存在します。最悪の場合、騙されて買い手のつかない不人気物件を高値で掴まされるリスクもあります。
いくつか方法はありますが、ドバイで物件を何件も購入している投資家から、信頼できる現地パートナーを紹介してもらうのも一つの手です。狙い目物件や抽選になるような物件は常に購入希望者がいる状態で、強いエージェントと関係性を築けるかどうかがドバイ不動産投資成功の重要な入り口となるのです。
また、ドバイならではの慣習として、頭金とは別に「予約金」という文化が存在することも紹介しておきましょう。他の人に物件を契約されないようにするための費用で、物件購入が早い者勝ちであるドバイでは、即断即決が求められます。
予約金は数百万円台が一般的で、これを支払うことで物件を確保できます。そして頭金は物件価格の10%から20%が相場ですたとえば3,000万円の物件であれば、頭金は300万円程度となります。現在の傾向として、日本人の場合は7,000~8,000万円程度の物件を購入するケースが多く、富裕層エリアや一等地とまではいかなくとも、都心に分類されるエリアで広めの1LDK(50㎡程度)の物件が好まれて購入されています。
ドバイ不動産がおすすめな理由と「賢い」資金調達

ドバイの物件は、暗号通貨(クリプト)で購入できるという大きな特徴を持っています。海外への銀行送金では通常5%以上の手数料がかかる場合がありますが、暗号通貨であれば指定のアドレスにそのまま送るだけで物件を購入できます。このため、ドバイ物件の購入は、暗号通貨で資産を築いた人にとって、かなり効果的な出口戦略となります。
現在の資金に不安がある場合でも、銀行ローンの利用が選択肢としてあります。ドバイの銀行ローン審査は、日本よりも比較的緩やかだと言われています。ドバイの金融機関は、決算書や確定申告書、銀行の残高証明、そして勤務先を確認しますが、日本のようにクレジットカードの支払い履歴などはチェックされません。一定の収入があれば、多くの場合でローンが下ります。
ただし、ローンを組む場合は最大で7割までしか融資が受けられず、残りの3割は自己資金で支払う必要があるため、購入前に一定の自己資金があることは絶対条件となります。
ちなみに、ドバイではある一定の割合の支払いが完了していれば分割払いの途中で物件を転売することも可能です。例えば1億円の物件を分割払い中に1.5億円で売却できれば、5,000万円の利益となります。もちろん物件価格が下がるリスクもゼロではありませんが、ここまで説明したようにドバイの不動産価格は上昇傾向にあります。
日本人はこうした転売を避けがちですが、外国人投資家はこの方法で売却益を得て、新たな物件を購入するという手法をよく用いています。
日本国内では不動産バブルの崩壊が囁かれ始めており、課税の可能性も高まっています。資産を国内に置くことに不安を感じている方は、ぜひ国外の、特にドバイの不動産投資に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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