
【トリプル台風発生へ】沖縄に台風7号・8号次々と襲来 まもなく発生する「台風9号」の本州への影響は?
きょう7月24日(木)午前9時に
マリアナ諸島で熱帯低気圧が発生し、
あすまでに台風に発達する見込みです。
予想通り、台風となれば「台風9号」と呼ばれ、
今週で3つ目の台風の発生となります。
気象衛星ひまわりで雲のようすを見てみると、
日本の南には渦を巻く雲が多数見られます。
日本に最も近い白く発達した雲は、
きょう24日(木)~あす25日(金)にかけて
沖縄に接近する台風7号(フランシスコ)です。
また、きのうの夜発生した台風8号(コメイ)は、
南シナ海にあり、雲が白くまとまり、発達し始めています。
また、マリアナ諸島付近で渦を巻き始めた雲は、
あす25日(金)までに台風となる見込みの熱帯低気圧です。
では、台風7号・8号・熱帯低気圧の特徴を見ていきましょう。
【台風7号(フランシスコ)】
きょう24日(木)~25日(金)にかけて
沖縄や奄美地方に最も接近する見込みです。
台風7号の特徴としては、
中心よりも離れた所で風や雨が強いことで、
台風の中心が接近する前から
強風や大雨、高波となる恐れがあります。
すでに、波浪警報が沖縄や奄美地方に発表されており、
今夜遅くにかけて高波に警戒が必要です。
危険ですので、海には近づかないようにしてください。
【台風8号(コメイ)】
台風8号はきょう24日午前9時現在、南シナ海にあり
南南東へ進んでいますが、
今後は、足早に北東進しながら沖縄付近で衰弱する見込みです。
ただ、台風7号が通過して間もない沖縄に
すぐに台風8号が接近する見込みで、
沖縄では不安定な天気が続き、
海上は波の高い状態が長く続く恐れがありますので
海のレジャーなどは控えた方がよさそうです。
なお、台風8号の特徴は、
複雑な動きをする可能性があることです。
台風7号との距離が近いため、台風同士がお互いに影響し合い、
台風が接近しあったり、逆に離れていったり、
2つの台風が互いに反時計回りに回ったり、
1つの台風に追従していったりと、
複雑な動きをする可能性があります。
今後の台風の進路や動向がまだ見えない所がありますので、
最新の台風情報にご注意ください。
【熱帯低気圧】
けさ9時にマリアナ諸島付近で発生した熱帯低気圧は、
あす朝までに台風となる見込みで、
発達しながら本州へ向かってまっすぐ北上する見込みです。
あす朝までに台風となる見込みで、
予報円の最も西よりのコースを通った場合は、
小笠原諸島では28日(月)~29日(火)頃に接近する可能性があります。
来週は、本州の太平洋側でも台風からの
うねりを伴った高い波が届く予想です。
台風から離れていても、海のレジャーは十分にご注意ください。
また、台風進路にまだ大きな幅がありますので、
今後も最新の台風情報をご確認ください。

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