セリエAミランは24日、ブライトンからエクアドル代表DFペルビス・エストピニャンを完全移籍で獲得したことを発表した。

 現在27歳のエストピニャンは、2016年7月にワトフォードへ完全移籍。その後はグラナダやマジョルカ、オサスナなど複数クラブへのレンタル移籍を経て、2020年9月にビジャレアルと7年契約を締結した。2年後にはブライトンに完全移籍で加わり、1年目から左サイドバックの主力に定着。日本代表MF三笘薫とのコンビでも知られ、ここまで公式戦通算104試合出場で5ゴール14アシストを記録してきた。

 今夏にフランス代表DFテオ・エルナンデスアル・ヒラルに売却したミランが、プレミアリーグから後釜の確保に成功した。クラブの発表によれば、契約期間は2030年6月30日までの5年間で、背番号は「2番」に決定。イギリスメディア『スカイ』は、移籍金をアドオン付きの総額2000万ユーロ(約34億円)と報じている。

 なお、エストピニャンの退団が決まったブライトンは、クラブ公式サイトにファビアン・ヒュルツェラーのコメントを掲載。若きドイツ指揮官は、「ペルビスとの仕事はとても楽しかったし、彼はここでの時間の中でクラブに大きな貢献をしてくれた」と感謝の言葉を述べている。

ミランへの完全移籍が決まったエストゥピニャン [写真]=Getty Images