
マーベル・スタジオの劇場公開最新作「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」公開記念イベントが7月24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、日本語吹き替え声優を務めた坂本真綾(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役)、岩崎正寛(ベン・グリム/ザ・シング役)、楠大典(ギャラクタス役)、上田麗奈(シルバーサーファー役)、特別ゲストとして、霜降り明星・せいや、ウルフ・アロン、西野七瀬が参加。いち早く映画を観たという坂本は、自身が声を当てたスーが母親になる決断をしたことに触れ「彼女の母になる気持ちに共感しました」と語っていた。
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本作は、マーベルのヒーローたちや「アベンジャーズ」の原点ともいえる、マーベル・コミックス最初のヒーローチーム「ファンタスティック4」の活躍を描く。
いよいよ公開が明日に迫り、ファンの熱気も伝わるなか登場した坂本は「試写会で拝見したのですが、終わった瞬間『あー、観終わった』というよりも『始まったんだ』という、これからのファンタスティック4の活躍がますます期待できるような終わり方でした」と期待を煽る。
演じたスーについては「4人のなかで一人だけ女性なのですが、リーダーのリードよりもリーダー的な雰囲気でチームを引っ張っているんです」と説明。「この作品のなかでスーは母親になるという選択をするのですが、私もいま3歳の子どもがいて、彼女が母になる気持ちに共感しながら演じることができました」と語っていた。
ベン役の岩崎も「ド迫力でアクション満載の映画なのですが、それ以上に人と人との触れ合いを描いたヒューマンドラマなんです」とこれまでのMCU作品とは一味違うことを強調。「とても人間が丁寧に描かれています」と見どころをアピールした。
スカッとしたアクションが楽しめる一方で、人間ドラマも色濃く映し出されている本作。この日ゲストとして登壇した西野は「初めて観たマーベル作品が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』なので、新参者なんですが」と恐縮するが、そこから「アイアンマン」にさかのぼり、ほぼすべてを網羅したほどマーベル作品に没頭しているという。
「私はIMAXで観させていただいたのですが、迫力ある映像はもちろんなのですが、家族愛も沁みました。私が独り身じゃなくなったということもあり、観方が変わったということもあるのかもしれませんが、とても良い家族だなと思いなが観ていました」とハートフルストーリーも、作品の大きな魅力であることに触れていた。
最後に坂本は「家族愛が一つのキーワードになっている作品なのですが、家族じゃなくても、とにかく自分の大切にしたい人、守りたい人のことを思い描きながら観ていただく作品なのかなと思います。ドキドキしたり、格好いいと思ったり、涙が出るシーンもありますが、クスッと笑わせてくれるシーンもあります」と盛りだくさんな内容であることを述べていた。
「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」は、7月25日に日米同時公開。

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