【写真・画像】参政・神谷代表 関税交渉は「(日本人ファーストに)叶ってない」「まだ抽象的なところが多く、揉める元になってしまう」与野党党首会談終えてコメント 1枚目

 25日、与野党党首会談を終えた参政党神谷宗幣代表が記者団の取材に応じた。

【映像】神谷代表が「叶ってない」と断言した瞬間

 党首会談に初参加となった神谷代表は「各党、思いのほかたくさん質問をされて、総理も『言えないこともたくさんある』とはおっしゃっていたが説明しようという姿勢は感じられた。あと(アメリカとの関税交渉は)非常にまだ抽象的なところが多くて危ないというか、すごく揉める元になってしまうのではと。合意文書などが示されておらず、本当にお互いで言い分が少し違うところ、アメリカの発表とか報道も少し見ているとニュアンスが違うので、これは大きな問題になるのではないかと感じた」と述べた。

 アメリカとの関税交渉の評価を聞かれると「『他国よりは低い』ということだが、向こうからみたら25%というかなり高いハードルを課しておいて、それを下げたからいいということだが、なぜわざわざそういうハードルを課せられなければならなかったのか。だから今日も関税の話だけで、その他にどういったところで方向性を合わせるかなどがない。それはやはり(石破)総理自らが交渉に行っていないのでそこまで話が進まないのだろう。これは公明党の斉藤代表も言われていたが、やはり(石破)総理とトランプ大統領の直接交渉が必要なのではないか。そういったところを経ていないと、担当者だけで実務的レベルでは数字のすり合わせだけの議論に終わってしまう。そこは改めていただきたいという思いはある」と答えた。

 さらに、今回の日米合意は「日本人ファースト」に叶ったものか?と質問されると以下のように答えた。

「叶ってないとは思う。私が聞いても答えてもらえなかったのは、『これからの日米関係』をどういう形でもっていこうと考えているのか。それは今すぐに答えられないかもしれないが、やはりそこを考えながら、『ここは譲るけどここはしっかりと勝ち取っていきたい』というところがないと、関税の話だけにされてしまうと全くマイナスしか感じない。ただ、総理は答えなかったが、もちろんそういうことも含めて話はしていこうと思っているというところだったので、そこは『今ではないけれども』というような発言はあった。しっかりとこれから追及していきたい」
(ABEMA NEWS)
 

参政・神谷代表 関税交渉は「(日本人ファーストに)叶ってない」「まだ抽象的なところが多く、揉める元になってしまう」与野党党首会談終えてコメント