
ユヴェントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイスに懲戒処分を下すようだ。24日、イギリスメディア『アスレティック』やイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在27歳のD・ルイスは母国のヴァスコ・ダ・ガマでプロデビューを飾り、マンチェスター・シティやジローナを経て、2019年夏からはアストン・ヴィラでプレー。5年間に渡って中盤の主軸として活躍すると、昨年夏にはユヴェントスへ完全移籍で加入した。昨シーズンは公式戦27試合に出場したものの、負傷の影響もあって定位置確保には至らず、セリエAでの先発起用はわずか3試合に留まった。
不本意な加入初年度を過ごしたD・ルイスだが、セリエA開幕節を約1カ月後に控える中でプレシーズン初日のトレーニングを無断欠席した模様。ユヴェントスはこれを問題視しており、同選手に懲戒処分を下す見込みと報じられている。なお、カナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドとポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンもD・ルイスと同じくトレーニングを欠席したが、事前にクラブに理由を説明していたようだ。
以前から今夏のユヴェントス退団が囁かれていたD・ルイスだが、現在その可能性はますます高まっているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、「D・ルイスとユヴェントスの関係性は破綻しており、確実に退団するだろう」と前置きしつつ、代理人がイタリアにてあらゆる選択肢を検討中であると伝えている。
イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、プレミアリーグ勢からの人気は根強く、現在はウェストハム、エヴァートン、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しているとのこと。D・ルイスもプレミアリーグへの復帰を希望しているようだ。

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