従業員支援について語るエスピノーサ社長

 日産自動車が、神奈川横須賀市にある追浜工場での車両生産終了を発表したことに伴い、県は日産自動車と国や自治体を交えた初めての会議を開きました。

【映像】日産自動車と国や自治体を交えた初会議

 会議には日産自動車のエスピノーサ社長のほか、黒岩知事らが出席しました。経済や雇用への影響が懸念されるなか、日産側の対応などが話し合われました。

「当社は今後、労働組合との協議も開始し、従業員のみなさまに寄り添いながら、できる限りの支援をしてまいります」(日産自動車イバン・エスピノーザ社長)

 日産側からは、従業員への聞き取りをこれから数週間かけて実施することや、日産との関係の深さに応じて取引先をランク付けして、順次対応するといった話があったということです。

「25日一番確認できたことは、日産自動車そのものが、しっかりと我々と情報共有をやりながら、きめ細かく、丁寧に対応していくということで、こういった日産自動車生産停止という大きな出来事でありますけれども、これを力強く乗り越えていく」(黒岩知事)

(ANNニュース)

日産、追浜工場終了へ 社長「従業員に寄り添いながら支援」