
V・ファーレン長崎は25日、MF安部大晴がスイス・スーパーリーグ(スイス1部リーグ)のルツェルンへ期限付き移籍することを発表した。
ルツェルンの発表によると、期限付き移籍期間は2025-26シーズン終了までの1年間で、買い取りオプションも付随しているとのこと。新天地での背番号は「6」に決定した。ルツェルンのレモ・マイヤーSD(スポーツディレクター)は「左利きの安部大晴は優れたテクニックとゲームインテリジェンスを備えた選手だ。我々は将来性豊かな興味深い若手選手の獲得に成功した」とコメントしている。
2004年6月7日生まれで現在21歳の安部は、U-12年代から長崎の下部組織に在籍し、2021年にトップチームデビューを飾った。2022年に正式にトップチームの一員になると、ボランチを主戦場にここまで公式戦通算56試合に出場し3ゴール1アシストをマーク。今シーズンは明治安田J2リーグで13試合出場1ゴールという成績を残していた。
海外移籍に際し、安部は長崎のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「このたび、スイス・スーパーリーグのFCルツェルンへ期限付き移籍することになりました。まずは、シーズン途中でチームを離れることに、正直葛藤もありましたが移籍という選択を決断しました。僕自身、アカデミー時代から V・ファーレン長崎というクラブに育てていただき、これまで共に戦ってきた仲間やスタッフ、そしてどんな時も支えてくださったファン・サポーターの皆様には、心から感謝しています」
「僕自身は、このクラブから離れますが想いはいつだって V・ファーレン長崎と共にありますし、チームが今後も良い結果を残せるよう遠くからではありますが心から応援しています。自分自身も、スイスの地で一層成長し、将来的には長崎から育った日本代表選手として、また皆さんの前でプレーできる日を目指して日々頑張ってきます。これからも応援していただけたら嬉しいです。いってきます!」

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