
フジテレビ系バラエティ特番『明石家さんまと日本の社長』が、8月9日(21:00~)に放送される。
この番組は、誰もが知る企業の社長たちをゲストに招き、彼らのリアルな姿に迫るトークバラエティ。社長ゲストには、「お、ねだん以上。」で知られるニトリ会長・似鳥昭雄氏、健康・美容系ヒット商品を次々に生み出す北の達人社長・木下勝寿氏、長年エステ業界をけん引してきた不二ビューティ会長・たかの友梨氏。
さらに、ティーブランド「ゴンチャ」を日本に広めたゴンチャジャパン社長・角田淳氏、サンドイッチ専門店「メルヘン」を創業した原田純子氏、ネット生保の先駆けであるライフネット生命社長・横澤淳平氏、消臭剤など日用品で知られるエステー会長・鈴木貴子氏、「白い恋人」でおなじみの石屋製菓社長・石水創氏、「地球の歩き方」の再始動を担った新井邦弘氏が登場する。
ほかにも、元Jリーガーでありながら「なんぼや」などを展開するバリュエンスHD・嵜本晋輔氏、「ブラックサンダー」でおなじみ有楽製菓社長・河合辰信氏、ライブ配信サービス「SHOWROOM」の前田裕二氏、バーチャルタレント事務所を立ち上げたくりえみ氏など、多彩な分野から個性あふれる社長たちが集結。タレント業と社長業を両立する“マルチタレント社長”たちも出演。
経営の裏側から、ふだんは見せない社長たちの素顔まで―どん底からの逆転エピソード、思わず笑ってしまう悩み相談、社員や家族の本音トークが繰り広げられ、さんまがツッコみ、笑い、深掘りしながら、社長たちの“リアルな人間ドラマ”に迫っていく。
また、朝7時から10kmランニングを日課にし、トライアスロンに挑むストイック社長。「新しいものに置いていかれたくない」と毎日TikTokをチェックし、AIに仕事の相談をする開拓型の未来志向社長。パソコンよりメモ帳を愛する“メモ魔”社長など、個性あふれる3人の日常に密着。
さらに「高校は米俵を担いで裏口入学!?」「稼ぐために路上で弾き語り!?」今では想像もつかない“どん底時代”を乗り越えてきた社長たちの過去も赤裸々に公開される。
そして、「部下を食事に誘えない」「社員に話しかけられない」そんな“声をかける”という些細な行動にさえ、実は思い悩んでいた迷える社長たちが、駆け込み寺・さんまに本気相談。大ヒット商品の裏話や、まさかの恋バナまで飛び出す。
タレントゲストには、お笑い芸人として活躍しながら事務所を経営する森田哲矢(さらば青春の光)、化粧品ブランドを手がけるダレノガレ明美、ホストクラブ・脱毛サロン・飲食事業などを多角的に展開するROLAND、謎解きコンテンツを企画制作する松丸亮吾、下着ブランドをプロデュースする村重杏奈が登場する。
コメントは、以下の通り。
○■松丸亮吾
――今回の収録を通して、“社長”のイメージに変化はありましたか?
「正直、ニトリの似鳥社長のお話には驚きました。子どもの頃は勉強が得意ではなくて、漢字も書けなかったとか、中高時代もいわゆる“優等生”タイプではなかったそうなんです。でもそんな方が、今では誰もが知る企業のトップになっている。その人生の振れ幅に圧倒されました。自分の周りには、東大を出てスタートアップを起業して…という経歴の社長が多いので、“勉強が得意じゃなかったけど、生きる力で勝ち上がってきた人”という存在が、すごく新鮮でした」
――実際にお話しして、印象に残った社長は?
「SHOWROOMの前田裕二社長ですね。僕はもともと彼の生い立ちを知らなかったんですが、今回の収録で“子どもの頃に親を亡くし、一時期はホームレス状態だった”という話を聞いて衝撃を受けました。学校の教育ではなく、自分自身で“どうやったら稼げるか”を考えてビジネスを始めたという話には、本当に心を動かされました」
――ご自身も社長として起業されていますが、大変さとワクワク、どちらが大きかったですか?
「最初は完全に“ワクワク”でした(笑)。でもやってみると、やっぱり大変なことも山ほどあって。それでもこうやって、さまざまな社長の話を聞くと、みんな違うやり方で乗り越えていて、“それでもやるんだ”という覚悟がすごいなと思いました。この番組には、そんな“社長たちの覚悟と工夫”がたくさん詰まってると思います」
――最後に、番組の見どころをひとことで教えてください。
「“社長=すごい人”という思い込みをいい意味で壊してくれる番組です。立派に見える人も、実は昔は勉強が苦手だったり、どん底の時代を経験していたりする。でも、そのうえで努力して、乗り越えて、今がある―。それを面白く、自然に引き出してくれるのが明石家さんまさんで、さんまさんだからこそ聞ける話もたくさんありました。経営に興味がある人はもちろん、“人生を変えたい”と思っている人にも刺さる番組だと思います!」
○■ROLAND
――今回の収録を通して“社長”のイメージは変わりましたか?
「会食などで社長さんとご一緒する機会はこれまでもあったのですが、改めて思ったのは、社風によって社長の雰囲気ってまったく違うんだなということです。特に印象的だったのは、“社長=近寄りがたい存在”というイメージが強かった方でも、実際にお話ししてみるとすごくフランクだったりして。そのギャップがすごく面白かったです。番組を見ていただければ、“えっ、この人がこんなキャラだったの!?”と驚く方も多いんじゃないでしょうか」
――なかでも特に“ギャップ”を感じた社長は?
「たかの友梨さんです。美容業界の大先輩なので、勝手に“厳格で近寄りがたい方”という印象を持っていたのですが、実際にお会いすると物腰がとても柔らかくて、すごく素敵な方でした。テレビでは見られないようなナチュラルな一面に触れられたのは、今回の番組ならではだと思います」
――「もっと知りたい」と感じた社長は?
「『白い恋人』でおなじみ、石屋製菓の石水社長です。過去にトラブルを経験されながらもV字回復を果たし、上場ではなく家族経営というスタイルで次の世代へ事業承継していく姿勢に、すごく興味を惹かれました。上場企業とは違う“会社の未来の託し方”って、外から見るだけではわからないですし、そこにこそ経営のリアルが詰まっているなと感じました」
――ご自身も社長として、共感した部分やリアルだと感じた点はありましたか?
「たくさんあります(笑)。特にコロナ禍は大きな壁でした。たとえば僕がやっていた脱毛系のサービスも、“マスクで隠れるからまあいいか”とお客様に思われたりして…市場が一時的に止まるような感覚がありました。でも今回、『地球の歩き方』の新井社長がおっしゃっていた“ピンチをチャンスに変える”というマインドには本当に共感しましたね。業界は違っても、“どう乗り越えるか”の発想は、どの社長も根本は似ているんだなと思いました」
――印象に残っている言葉やシーンはありますか?
「たかの友梨さんが仰っていた“かまどの灰まで、私のもの”という言葉です。一瞬ドキッとするような強い表現ですが、あの一言に込められた“責任を最後まで持つ”という覚悟と覚悟の深さがすごく刺さりました。同世代の社長って、どこかで“もうちょっと肩の力を抜いてもいいんじゃないか”と思いがちなんですが、あの言葉を聞いて、“やっぱり1代で終わらせないためには、それくらいの覚悟が必要なんだな”と背筋が伸びる思いがしました」
――この番組の見どころをひとことで言うと?
「“社長=偉い人、ではない”ということを実感できる番組です。ぶっちゃけ話、どん底時代、プライベート、意外な特技や習慣まで…、テレビではなかなか見られないリアルな人間味がたくさん詰まっていました。明石家さんまさんがグイグイ聞いてくれるからこそ、社長たちの素顔がどんどん引き出されていて、本当に面白いです! 今の時代、ノウハウを学んで独立していく流れって、わりとポピュラーになってきてると思うんです。将来起業したいと思ってる人にとっても、この番組には“ヒント”がいくつも詰まってると思います。僕のファンの中にも、志の高い起業家志望の方が多いので、“こういう会社の作り方もあるんだ”と気づけるきっかけになればうれしいですね。あまり表に出ない“社長たちのリアルな選択”や“地に足ついた姿勢”は、きっと参考になると思います」
――そんな“これから挑戦したい人たち”に向けて、背中を押すようなメッセージをお願いします。
「“できない理由を探すな”って伝えたいです。僕自身、特別な家庭環境で育ったわけじゃないし、有名大学を出ているわけでもありません。スペックで言えば、今応援してくださってる方々と、たぶんそんなに変わらないと思うんです。それでも努力を積み重ねれば、ここまでは絶対に来られる。“誰でもなれる”とは言い切れませんが、最初の一歩を踏み出す力は誰の中にもあると思います」
(C)フジテレビ
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