漫画家・イラストレーターのミワカモさんの漫画「関西人はこうやって学んでいく」が、インスタグラムで4500以上の「いいね」を集めて話題となっています。

 公園でドッジボールをする父と2人の息子。わざとコートを狭くしたり、広くしたりする息子たちに対し、父親の的確なツッコミが…という内容で、読者からは「ほほ笑ましい」「関西人にとっては普通!」などの声が上がっています。

関西人は笑いの入れどころがうまい

 ミワカモさんは、インスタグラムとブログ「ミワカモのそれありかも」で、エッセー漫画を発表しています。現在『kodomoe (コドモエ)web』では、「レスになりたい妻」を連載中です。ミワカモさんに作品について話を聞きました。

Q.やはり関西人は、笑いのレベルが高いですか。

ミワカモさん「高いと思いますね。『皆さん、話がうまいな~』と思っています。話の盛り上がり方が違うというか、怒った話でも悲しい話でも、1回どこかに笑いを入れられる技術のある人が多い気がします」

Q.このお父さんから学んだこと、参考になったことはありますか。

ミワカモさん「このお話で言うと、私ならドッジボールで当てられたときは『はいはい。じゃあ交代ね~』と言ってしまうと思います。このお父さんのように、ただ返事をするのではなく『ツッコミ』という形で返事することで、ポジティブなコミュニケーションが生まれるのが、すてきなことだなと思いました」

Q.ミワカモさんも、面白い育児を取り入れていますか。

ミワカモさん「私は面白いリアクションなどはできないので、家の中でポップアップテントを立ててキャンプ飯っぽいご飯を食べたり、ポップコーンを大量に作って映画館風にテレビを見たりなどを、ときど~きするくらいです(笑)」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

ミワカモさん「『面白い親子!』というコメントもあったんですが、『これは日常会話です』という、多分関西の人からのコメントもありました。これが日常なら、そりゃ面白い会話が生まれるわけですね」

オトナンサー編集部

漫画「関西人はこうやって学んでいく」のカット(ミワカモさん提供)