日本人選手もプレーするアメリカMLSは23日にオールスターゲームを開催した。

バンクーバー・ホワイトキャップスで活躍する29歳のGK高丘陽平が日本人として初めてオールスターに出場。一方、メンバーに選ばれていたインテル・マイアミリオネル・メッシは欠場した。

そうしたなか、MLSは26日にメッシオールスターを欠場したため、次節には出場できないと発表。

『ESPN』によれば、インテル・マイアミハビエル・マスケラーノ監督は、「メッシは試合数と出場時間からくる通常の疲労を示していた。選手は誰しも不快感を覚えるものだ。特に3日おきに試合をする場合はなおさらだ。しかし幸いなことに、彼は今日復帰する」と25日の会見で述べていたという。指揮官は、メッシは怪我ではなく、疲労を考慮してオールスターを欠場したと説明していたとのこと。

また、マスケラーノ監督はこうも発言していた。

「このようなイベント開催は素晴らしいことだし、実際、リーグにとっていいことだ。

(ただ)スケジュールに(オールスターの)日程を組み込むべきではない。それはクレイジーだ。我々は直近の5試合中4試合をアウェーで戦ってきた。ほぼ3日おきに試合をしている。

オールスターゲームは試合を中止して週末に開催すべき。選手にとって休息が十分ではない。まず考えなければならないのは、サッカーは選手のものだということ。選手がいなければサッカーは存在しない。今季、我々はMLSチームの中でダントツの最多試合数をこなしている」

MLSのルールでは、承認された医療上の理由なくイベント参加を拒否した選手は、1試合の出場停止処分を受けるとのこと。

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メッシはこのルール違反で出場停止になり、27日に行われる久保裕也所属のシンシナティ戦は欠場する。

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