
【MLB】レッドソックス 2-5 ドジャース(7月25日・日本時間26日/ボストン)
バットに当たればホームラン状態だったが故の意外な珍事が起こった。ドジャースの大谷翔平投手はレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で6試合連続安打となるライト前ヒットを記録。“パワーと技術”が詰まったこの一打が話題となっている。
日本人メジャーリーガー記録となる5試合連続本塁打を記録し、メジャー記録となる8試合連続本塁打を狙い、この日も出場した大谷。第1打席はレッドソックス先発のベヨ投手から空振り三振を喫したが、3回の第2打席でキッチリと結果を出した。
シンカーをウリにするベヨとの2度目の対決となったのは3回表、1死走者なしという場面でのことだった。この打席では自慢のシンカーだけでなく変化球を多彩に駆使していく投球となったが、カウントはフルカウントに。そして6球目、インコースに来た153キロのストレートを強引に振り抜いた。
見逃せばボールとなった投球ではあったが、大谷はこのボールを腕を上手く折り畳んで引っ張ると打球は一、二塁間を抜けていきライト前ヒットに。惜しくも本塁打とはならなかったが、6試合連続の安打を記録した。
そしてこのヒット、実は大谷にとって5試合ぶりの単打。というのも直近の5試合の安打はすべて本塁打だったため、本塁打以外の安打というのが実に5試合ぶり。それだけに塁上でパフォーマンスを見せる大谷を久しぶりに見たという方も多いだろう。
そのためか、SNSでも「大谷さんのヒット久しぶりに見た!」「あれ?ホームランじゃない大谷さん久しぶりじゃね?」「大谷さんの強烈ヒットきた」と、本塁打ではない大谷の一打に驚いた様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

コメント