
1990年代後半から2000年代初頭にかけて世界中で愛された青春ドラマ「ドーソンズ・クリーク」で恋人役を演じたケイティ・ホームズとジョシュア・ジャクソンが、22年ぶりに映画で再共演することが発表された。米エンターテイメント・ウィークリーが報じている。
両者が再タッグを組むのは、ホームズが監督・主演を務める恋愛ドラマコメディの三部作「Happy Hours(原題)」。大人になった元恋人同士の再会を描く物語で、ファンにとっては感慨深いプロジェクトとなりそうだ。
「ドーソンズ・クリーク」は1998年から2003年まで米WBネットワークで放送された青春ドラマ。マサチューセッツ州の架空の町ケープサイドを舞台に、10代の若者たちの恋愛と友情を丁寧に描き、日本でもNHK-BS2やスーパー!ドラマTVで放送されて多くのファンを獲得した。ホームズは意志の強い等身大のヒロイン、ジョーイ・ポッター役を、ジャクソンは複雑な内面を持つ魅力的なペイシー・ウィッター役を6シーズンにわたって熱演した。
新作「Happy Hours(原題)」について、公式発表では「キャリアや家族の責任、人生の避けられない障害にもかかわらず愛を追求する2人の関係を描く物語。共有する喜び、喪失、希望という糸でつながれ、大人として再会する若い恋人たちの感情的な旅路を探求するキャラクター重視のドラマコメディ」と説明されている。
興味深いのは、2人が劇中だけでなく実生活でも1998年から1999年にかけて交際していた事実だ。「ドーソンズ・クリーク」では当初、脚本家のケビン・ウィリアムソンがジョーイを主人公ドーソン・リアリー(ジェームズ・バン・ダー・ビーク)と結ばせる構想だったが、2003年の最終回ではジョーイがペイシーを選ぶ結末となった。
ホームズは近年、女優業と並行して映画製作にも力を入れており、2016年の「私の居場所の見つけかた」で監督デビューを果たした。一方、ジャクソンは最近まで医療ドラマ「ドクター・オデッセイ」で主演を務めていたが、好評だったにもかかわらず1シーズンで終了となっている。
「Happy Hours(原題)」の第1作は今夏から製作開始予定。

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