
「世界水泳シンガポール2025」13日目が7月23日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)ミックスデュエットテクニカル決勝では、スペイン代表のデニス・ゴンサレス、ミレイア・エルナンデスペアが230.4634点で銀メダルを獲得した。
2024年のドーハ大会ではミックスデュエットフリーで銀メダルを獲得したスペイン代表の実力派コンビ。ヨーロッパ選手権も連覇中の2人は、今大会ももちろん金メダル候補の一角だ。
冒頭からピタリと息の合った演技を見せる2人、入水早々、高さのあるペアアクロを連続で成功させ会場からは歓声も。続くハイブリッドでは約30秒の潜水と、胸が露出する位置まで高く上昇するダイナミックかつ完成度の高い演技に解説者も思わず「高いです!」と興奮した様子。「胸の上のほうまで見えましたね。エクスキューションジャッジからの評価も相当高いと思います」と期待を寄せた。

大胆で力強い動きと、ブレのない高速回転を実現させる技術力、内からあふれ出るパッションを感じさせる表現力。すべてを高いレベルで実現した2人の演技に「足のつま先まで美しい」「ミックスデュエットは“見せる”ということを重要視した種目でもあるんですが、そこに技術力も伴ってくると本当に見ごたえがありますね」と解説者も賛辞を惜しまなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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