
<大相撲七月場所>◇十四日目◇26日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
優勝争いを繰り広げていた前頭十枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)が、小結・高安(田子ノ浦)に黒星を喫し、優勝の可能性が消滅。取組後、花道から引き下がる際に感情を剥き出しにする姿を見せて、その光景を目の当たりにした解説の元横綱・若乃花の花田虎上氏が「珍しい……」と驚く一幕があった。
十四日目の時点で3敗と先頭をいく2敗力士を追っていた熱海富士。高安との一番では突き押しで土俵際まで追い込む場面もあったが、4つに組むと、高安の相撲となり、豪快な下手投げで敗れた。高安は9勝目、熱海富士は4敗目を喫した。この後、首位を走っていた前頭十五枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)が2敗を守ったため、熱海富士の優勝の可能性はなくなった。
普段はお茶目な愛されキャラの熱海富士だが、敗れた瞬間は土俵上で悔しそうな表情を見せ、さらに花道から引き下がる際には、右手に持っていた「さがり」で自らを叩くような仕草を見せた。花田氏は「珍しい。さがりで自分を叩いてましたね」と驚いていた。
視聴者も熱海富士のさがりに関する仕草を見て「あー悔しがってる!!」「悔しそう」「これは悔しかろう」などの声をコメント欄に寄せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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