【MLB】レッドソックス 4ー2 ドジャース（7月26日・日本時間27日／ボストン）
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でレッドソックス戦に先発出場すると、初回に38号先頭打者アーチを放った。第3打席では思わぬ出来事が続いた。
2-3とドジャースが1点ビハインドで迎えた4回表、2死一、三塁のチャンスで大谷にこの試合3度目の打席が回ってきた。一打同点、長打が出れば逆転となる場面だったが、なんと大谷はエルボーガードを忘れていた。慌ててベンチへ取りに戻り、気を取り直して打席に立った。
レッドソックスの剛腕クロシェが投じた初球。インローに食い込む97マイル（約156.1キロ）のシンカーに対し、大谷は積極的にスイングを仕掛ける。しかし打球は前に飛ばずファウルとなり、その打球が球審に直撃。咄嗟に「Oh！」と叫んだ大谷はすぐに打席を外し、球審へ左手を前に出して「大丈夫ですか？すいません」というような気遣う仕草を見せた。打席内で気にせず続行する選手も多い中、まさに神対応だった。
少し間をおいて投じられた2球目のフォーシームもファウル。続く3球目はアウトコースへ大きく外れるカットボールにだったが、思わずバットを出してしまい、空振り三振。ここは同点打とはならなかった。
大谷はサイ・ヤング賞候補でもあるクロシェに対し、第1打席で先制パンチを浴びせたものの、2打席目は空振り三振。そしてアクシデントが続いた3打席目も空振り三振と、2打席連続で封じ込められた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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