
【ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ】ヴィッセル神戸 1-3 バルセロナ(7月27日/ノエビアスタジアム神戸)
来日中のバルセロナが、ヴィッセル神戸の30周年記念チャリティーマッチでCKから先制点をゲット。しかし、ゴール前の混戦の中でDFエリック・ガルシアの腕にボールが当たっていた。親善試合で勃発した疑惑のゴールにファンも注目している。
ゴールレスで迎えた33分。左サイドからのCKをMFフェルミン・ロペスが蹴り込むと、ボールはゴール前の中央に飛んでいく。これに飛び込んだのはE・ガルシア。頭を突き出して合わせにいくも、ヘディングシュートを打つことはできない。ただし、神戸の選手も弾くことができず、ボールはゴールエリア内にこぼれる。両チームの選手が入り乱れる混戦状況の中で、MFガビが放ったシュートは身体を投げ出したDF岩波拓也に防がれたが、最後はE・ガルシアが押し込んだ。
2年ぶりに神戸の地でネットを揺らしたE・ガルシアは弾けるような笑顔を見せ、FWハフィーニャやFWラミン・ヤマルと喜びを分かち合った。
ABEMAの解説・乾貴士は「セットプレーからも点を取れるんなら、そりゃ強いよね」とコメントし、リプレイを見ながら同じく解説・槙野智章氏と「ハンド!?」と驚きの声を上げた。カメラはボールがE・ガルシアの左手に当たっていた瞬間を捉えていたが、ゴールは取り消されることなく認められた。会場もどよめく中、実況の野村明弘氏は「今日はVARが採用されていません」と説明した。
ファンもABEMAのコメント欄で「なんだこの失点w」「謎の得点」「ハンドで草」「左手に当たったな」「めっちゃハンドだけどw」「まあ親善試合だしw」と指摘しながらも、スペインの名門による先制点に興奮していた。
先制したバルサは43分にFW宮代大聖に同点ゴールを許すも、77分に19歳のFWルーニー・バルドグジが勝ち越しゴールを決めると、87分には17歳のMFペドロ・フェルナンデスが追加点。3-1で勝利を収めている。
(ABEMA/ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ)

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