
27日、さいたまスーパーアリーナで『超RIZIN.4 真夏の男祭り』が行われ、メインイベントで朝倉未来(JTT)とクレベル・コイケ(前RIZINフェザー級王者・ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦。朝倉がフルラウンドの末に2-1で判定勝利を収め、見事にクレベルを撃破。2021年6月以来となる4年ぶりの再戦で、失神KO負けの悪夢を見事に払拭してみせた。リングサイドで観戦した那須川天心は判定を聞きながら祈りのポーズ。その後、笑顔で渾身のガッツポーズを見せた。
【画像】那須川天心、祈りのポーズから渾身ガッツポーズ(複数カット)
およそ4年ぶりとなる再戦で朝倉未来が輝きを放ち、4年前に止まっていた“路上の伝説”の時間が再び動き始めた――。2021年6月の対戦ではクレベルが終始、試合をコントロール。2ラウンドに三角絞めで朝倉を失神させ、衝撃的な勝利を収めていた。
その後、朝倉は2023年7月に『超RIZIN.2』でヴガール・ケラモフに一本負け。その4カ月後に復帰を果たすも『FIGHT CLUB』でYA-MANに、昨年7月の『超RIZIN.3』でも平本蓮にいずれも衝撃的なKO負けを喫していた。
しかし今年5月4日、東京ドームで行われた『RIZIN男祭り』で元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕を3ラウンドKOで撃破。フェザー級のトップ戦線に舞い戻ってきた。
一方、前RIZINフェザー級王者のクレベルは前戦でラジャブアリ・シェイドゥラエフに1ラウンドで衝撃的なTKO負け。再起を図る上で負けられない一戦を前に「自分がまだこのカテゴリーのトップにいるということを見せたい」と意気込んでいたが、大事な試合を落とし、朝倉未来に痛恨のリベンジを許してしまった。

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