
収録中に「コイツになにがわかんだよ」などとブチ切れてしまった人気芸人に対して、千鳥のノブが「おじさん怒っちゃダメっすよ」と注意する一幕があった。
『チャンスの時間』は、気になるクセ強めの疑問を取り上げたり、気になる若手芸人が対決したりしながら、今後活躍しそうなニュースターを発掘していくバラエティー。千鳥がMCを務める。ゲストには藤田ニコルが出演。
この日は、口喧嘩の最強コンビを決定する「第2回 コンビ対抗!フリースタイル 口喧嘩バトルトーナメント」が放送された。登場したのは、前回王者のひつじねいり、ザ・マミィ、きしたかの、滝音、からし蓮根、センチネルの6組。審査員を鬼越トマホークが務めた。
滝音(秋定遼太郎、さすけ)とザ・マミィ(酒井貴士、林田洋平)との対決の際のこと。秋定は、最近テレビに出まくっている酒井に対して「最初、出てきたころの野性味が薄れてないかな」と指摘し「テーブルマナーを覚えてしまったターザンを見るような気持ち。ジャングルにも都会にも帰られへん状態になっている」という鋭いパンチラインで攻撃した。

表情から、かなりのダメージを受けたかのように思えた酒井だったが、マイクを手にすると「うるせえ。コノヤロー」と乱暴な言葉で反撃。センス度返しのストレートな言葉に審査員たちは「ターザン!」「ターザン!」と手を叩いて大爆笑した。さらに酒井が「生きてるだけの、オブジェだよ、バカタレ~!」とリズムを刻みながら滝音を攻めると、ノブは「ただのラップおじさん」とツッコミを入れた。
つづけて、さすけの一人称が「あたし」であることに対してザ・マミィの2人は切り込んでいった。酒井は「男らしくしろ!アホンだらぁ」と露骨な悪口で猛撃した。

その後、延長戦に突入。秋定から「トリオの時に仲悪すぎて準決勝、辞退した奴っていうイメージがこびりついて離れへん。どっかに深い闇を抱えている」とトリオ時代の恥ずかしい汚点を指摘されると、酒井はすでに勝負の時間が終了しているにも関わらず「はあ? コイツになにがわかんだよ」とガチギレ。思わず隣にいた林田も止めに入り、金ちゃんも「喋っちゃダメ!」と声をあげ、ノブは「おじさん、怒っちゃダメっすよ。一人だけ亀田家が入ってる」とツッコミを入れた。
この結果、勝者は滝音に。良ちゃんはザ・マミィの敗因について「おじさんが腹立っちゃったから。おじさんが負けたことを認めちゃった」と述べ、林田は「ピンで出ることはできるんですか」と悔しさをにじませた。

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