令和7年 台風第8号に関する情報

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令和7年 台風第8号に関する情報 第23号
令和7年7月27日23時14分 気象庁発表

台風第8号から変わった熱帯低気圧が発達して、再び台風第8号になりました。奄美地方では、28日にかけて、うねりを伴った高波に警戒し、奄美地方と沖縄地方では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、沖縄地方では28日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

[気象概況]
台風第8号から変わった熱帯低気圧が発達して、27日21時に再び台風第8号になりました。
台風第8号は、27日21時には那覇市の東約190キロにあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。
台風は、28日から29日は東シナ海を西北西へ進む見込みです。

[波の予想]
奄美地方では、28日は、うねりを伴い大しけとなり、沖縄地方ではうねりを伴いしけるでしょう。
27日に予想される波の高さ
  奄美地方 5メートル うねりを伴う
  沖縄地方 5メートル うねりを伴う
28日に予想される波の高さ
  奄美地方 6メートル うねりを伴う
  沖縄地方 5メートル うねりを伴う

[風の予想]
奄美地方と沖縄地方では、28日にかけて、強い風や非常に強い風が吹く見込みです。
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  奄美地方 17メートル (25メートル)
  沖縄地方 18メートル (25メートル)
28日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  奄美地方 20メートル (30メートル)
  沖縄地方 18メートル (25メートル)

[雨の予想]
奄美地方と沖縄地方では、28日にかけて、雷を伴い非常に激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。台風の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨となる可能性があります。
28日00時から29日00時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  奄美地方      150ミリ
  沖縄地方      150ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
沖縄地方 大東島地方
 28日明け方にかけて

[防災事項]
奄美地方では、うねりを伴った高波に警戒してください。奄美地方と沖縄地方では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、強風、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した
積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

令和7年 台風第8号に関する情報