
マットブラックなど特別装備満載の「ブラックスタイル パフォーマンス」
フォルクスワーゲンジャパンは、300psの高出力を誇るクロスオーバーSUV「T-Roc R」に、限定車「ブラックスタイル パフォーマンス」を設定し、全国172台限定で販売を開始しました。ブラックアクセントに加え、T-Rocとして初採用となるアクラポヴィッチ製チタンマフラーなどを備え、よりスポーティで上質な1台に仕上げられています。
T-Roc初採用のアクラポヴィッチ製マフラーで迫力のサウンドと軽量化を両立
「T-Roc R ブラックスタイル パフォーマンス」のベース車両となる「T-Roc R」は、最高出力300ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0TSIエンジンを搭載し、7速DSGと4輪駆動システム「4MOTION」を組み合わせた高性能グレード。今回の限定仕様では、T-Rocとしては初となるアクラポヴィッチ製のチタンエキゾーストシステムを採用しているのが注目ポイントだ。より引き締まったデザインと官能的な走行性能を両立している。
「T-Roc R ブラックスタイル パフォーマンス」には、19インチ専用ホイール「プレトリア」や、フロントグリル下部、ルーフレール、ドアミラー、ウインドウフレーム、Cピラーにブラックアクセントが施される。また、内装には専用ダッシュパッドやエアコン吹き出し口、インフォテインメントディスプレイの外枠などが組み合わされ、車両全体として統一感のある精悍なデザインに仕上がっている。
注目すべきは、T-Rocシリーズとして初めて採用されたアクラポヴィッチ製のチタンエキゾーストシステムである。軽量化に寄与するだけでなく、スポーツ走行時には迫力あるエキゾーストサウンドを奏で、ドライバーの高揚感を一層高める仕様となっている。
カラーは3種!マット塗装は限定感を演出
外装色は、標準カラーとなる「ピュアホワイト/ブラックルーフ」、有償オプション(4万4000円)の「ラピスブルーメタリック/ブラックルーフ」、そして特別感を演出するマット塗装「インジウムグレーマット」(有償33万円)の3種類を用意する。
「T-Roc R ブラックスタイル パフォーマンス」のメーカー希望小売価格は724万9000円だ。
【AMWノミカタ】
フォルクスワーゲンは「Golf R ブラックエディション」と同時に、この「T-Roc R ブラックスタイル パフォーマンス」を発表した。ブラックスタイルといえば、一般的には“高級感”や“スポーティさ”を強調するために採用されることが多い。
しかし近年では、「必要なものを、静かに持つ」という価値観が広がり、主張しすぎない黒の存在感は、よりシンプルかつ多様性に寄り添うスタイルとして再評価されている。
この限定車に採用された「インジウムグレーマット」は、日本市場ではフォルクスワーゲン初となるマット塗装ボディ。表面の光沢を抑えたこの質感は、真のパフォーマンスカーでありながらもそれをひけらかさない“ステルス性”を備えている。そうした静かな強さこそが、今後の購入者層にとって重要な動機となっていくのではないだろうか。
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