【ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ】ヴィッセル神戸 1－3 バルセロナ（7月27日／ノエビアスタジアム神戸）
バルセロナ新加入のFWルーニー・バルドグジが、左足で鮮やかなシュートを決めた。プレーも顔もリオネル・メッシにどこか似ている19歳のゴールが、日本ファンの間で話題になっている。
バルサがヴィッセル神戸の30周年記念チャリティーマッチの対戦相手として来日し、ノエビアスタジアム神戸に乗り込んだ一戦。1ー1で迎えた77分、新星が勝ち越しゴールを奪った。
左サイドを突破したFWマーカス・ラッシュフォードのスルーパスに、FWロベルト・レヴァンドフスキが抜け出す。円熟のCFはキープしながらボックス内に進入してタメを作ると、寄せてくるDFカエターノをかわしてボックス内の右にパスを送った。
これに反応したのが、バルドグジだ。今夏にコペンハーゲンからバルサに加入したスウェーデンU-21代表FWは、左足でダイレクトシュート。シャープな足の振りで放ったシュートは、弧を描きながらゴールの左下隅に飛んでいく。DF松田陸のブロックも、DF岩波拓也のスライディングも、GK新井章太のダイビングセーブもかわし、鮮やかにサイドネットを揺らした。
神戸の3人がいずれも唖然とし悔しがる中、移籍後初ゴールとなったバルドグジは、身体を弾ませ、スタンドへの両手投げキッスで喜びを表現。その後、にこやかな表情でチームメイトとハイタッチをかわした。
ABEMA解説の乾貴士は「うま〜い！」と叫び、同じく解説・槙野智章氏も「うまかった」と噛み締めた。リプレイを見ながら乾氏は「ダイレクトで打てる。うまいね。これ難しいけどな」とコメントし、槙野氏も回転をかけてブロックをよけるように繰り出されたシュートには「いやー、うまい。ここ（のコース）しかない」と度肝を抜かれているようだった。
ABEMAで試合中継を見ていたファンも感嘆。「バルドグジばり上手いやん」「ボールスピードはっや」「メッシみたい」「新加入19歳すごいわ」「メッシやん顔」「そこ決めんのえぐい」「さすがに上手すぎるわ」「そこしかないコース」「これが世界だ」「ちょっとメッシっぽい顔してる」「完璧やったわ」「ダイレクトでそれは上手い」と、フィニッシュワークだけでなく表情もメッシに似ていることに触れながら驚いていた。
バルサは87分にも17歳のMFペドロ・フェルナンデスがゴールを決めて3-1で勝利。若い力で神戸を下し、今夏プレシーズンマッチの初戦を白星で飾った。
（ABEMA／ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ）
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