
27日に女子EURO決勝戦が行われ、イングランドがスペインをPK戦の末に下して、2連覇を成し遂げた。
イングランド女子代表DFルーシー・ブロンズは、決勝戦に先発すると、延長戦で交代になった際に涙を浮かべていた。
『BBC』によれば、33歳のベテランである彼女は、腓骨を骨折した状態で今大会を戦っていたと優勝後に明かしたという。
「実は、腓骨を骨折しながら今大会をプレーしていた。誰も知らなかったけれど。
今日はもう片方の足も痛めてしまった。(ゴールを決めた準々決勝の)スウェーデン戦後にみんなが称賛してくれたのは、私がかなりの痛みを抱えていたから。
でも、イングランド代表としてプレーするためにそれが必要なら私はやる。とても痛い。でも、パーティーに行って、楽しむわ」
サリナ・ウィーグマン監督も「クレイジーなメンタリティ、信じられない」とそのタフネスぶりに驚嘆。
また、代表でチームメイトだったエレン・ホワイトも「いい意味で彼女は人間じゃない。脛骨を骨折した状態でメジャートーナメントを優勝するのは尋常ではない。あの痛みは想像を絶するほどだったはず。それでも彼女はスウェーデン戦であのボールを叩き込んだ」と脱帽していた。

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