
<大相撲七月場所>◇千秋楽◇27日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
16歳の“天才”小兵力士が体重差98.9キロ差の巨漢力士相手に豪快に勝利した。劇的な決着に館内はどよめき、「すごいじゃん!」などと興奮の声が相次いだ。
それは序二段七十八枚目・康誠(秀ノ山)と序二段七十五枚目・寺尾松(錣山)の取組。かつて“天才相撲少年”と話題を呼んだ康誠は、身長165センチ・体重67.9キロとまだ小柄な体格の16歳力士。一方、20歳の寺尾松は身長176センチ・体重166.8キロの巨漢だ。体重差は98.9キロとまさに“無差別級”の対決となった。
立ち合い当たってからやや右に動いたのは康誠。そこから下から攻めた康誠は、さらに潜り込んで寺尾松の左足からバランスを崩し、最後は豪快な下手投げを決めた。康誠の勝利に館内はどよめいた。康誠は3勝4敗、寺尾松は2勝5敗で今場所を終えた。
投げ技で勝利した康誠に、ABEMAの視聴者も「すごいじゃん!」「すごー!」「よっしゃー!!」「小兵の魅力満載」などと称賛の声を上げていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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